長水路と短水路の差を考察~日本記録編~




こんにちは。

水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。

久しぶりの更新となりました。

忙しいわけでもないのですが…。

2022年春JOのデータまとめ、まだ終わっていないところで申し訳ないのですが、一度間に長水路と短水路の記録差を調べてみたいと思います。

というのもこの時期、長水路の大会が多く、やはりどのぐらいの差が許容範囲なのか興味がある方が多いかと思いまして。

まずは第1弾として日本記録で男女それぞれ調べてみました。

*記録は2022年5月15日現在のものを使用しています

 

 




男子日本記録で比較

まずは長水路・短水路の差を男子の日本記録で比較してみます。

種目 長水路 短水路 長短の差
50m
自由形
21.67 20.95 0.72
100m
自由形
47.87 46.22 1.65
200m
自由形
1:44.65 1:41.77 2.88
400m
自由形
3:43.90 3:37.94 5.96
800m
自由形
7:49.55 7:37.83 11.72
1500m
自由形
14:54.80 14:30.88 23.92
50m
背泳ぎ
24.24 22.81 1.43
100m
背泳ぎ
52.24 49.65 2.59
200m
背泳ぎ
1:52.51 1:48.25 4.26
50m
平泳ぎ
26.94 25.91 1.03
100m
平泳ぎ
58.78 55.77 3.01
200m
平泳ぎ
2:06.40 2:01.30 5.10
50m
バタフライ
23.17 22.19 0.19
100m
バタフライ
50.86 49.54 1.32
200m
バタフライ
1:52.53 1:48.24 4.29
200m
個人メドレー
1:55.07 1:50.47 4.60
400m
個人メドレー
4:06.05 3:54.81 11.24

〜男子考察〜

まず距離が長くなれば長くなるほどターンが多くなるので1500m自由形が一番差が出るのはわかりますね。1500m泳ぐとなんと23.92秒も短水路の方が速くなるんですね。

50m種目で見てみると背泳ぎが1.43秒短水路の方が速いということになり、他の3泳法よりも差が大きいのがわかります。これはターン技術と水中動作(バサロキック)の技術の影響かと考えられます。

100m種目ですと平泳ぎが一番差がつき、3.01秒短水路の方が速い計算になります。これもターン技術と水中動作、平泳ぎの場合はひとかきひと蹴りですね。実は50m種目でも背泳ぎのバサロよりも平泳ぎのひとかきひと蹴りの方が差が出るのではないかと思っていたのですが50m種目だと背泳ぎでした。

200m種目でもやはり平泳ぎの5.10秒。続いて2番目はバタフライの4.29秒。平泳ぎは一番抵抗を多く受ける泳ぎなので後半落ちやすい泳ぎでもあるんですね。そこで短水路だと落ちてきた時にターンってことで長水路と短水路の差が大きくなるのではにでしょうか。

 

 

女子日本記録で比較

次に長水路・短水路の差を女子の日本記録で比較してみます。

種目 長水路 短水路 長短の差
50m
自由形
24.21 23.95 0.26
100m
自由形
52.79 51.62 1.17
200m
自由形
1:54.85 1:52.64 2.21
400m
自由形
4:05.19 3:59.41 5.78
800m
自由形
8:23.68 8:13.34 10.34
1500m
自由形
15:58.55 15:44.84 13.71
50m
背泳ぎ
27.51 26.05 1.46
100m
背泳ぎ
58.70 55.23 3.47
200m
背泳ぎ
2:07.13 2:00.18 6.95
50m
平泳ぎ
30.27 29.57 0.70
100m
平泳ぎ
1:05.19 1:04.05 1.14
200m
平泳ぎ
2:19.65 2:15.76 3.89
50m
バタフライ
25.11 24.71 0.40
100m
バタフライ
56.08 55.31 0.77
200m
バタフライ
2:04.69 2:02.96 1.73
200m

個人メドレー

2:07.91 2:03.93 3.98
400m

個人メドレー

4:30.82 4:24.03 6.79

〜女子考察〜

女子の自由形でも距離が伸びれば伸びるほど差が大きくなるのは当然ですね。

こちらも50mから見てみましょう。

女子も男子と同じ50m種目では背泳ぎが一番差があり1.46秒。やはりターンとバサロの技術から来るものだと考えられます。

次に100m種目。

こちらが意外でしたが背泳ぎの3.47秒。なんと平泳ぎは1.14秒と背泳ぎとはかなり差がありました。うーん、どういうことだろうと悩みましたが長水路は青木選手、短水路は寺村選手が日本記録保持者。選手が違うんですね。2人の選手の水中動作の得意不得意や後半の落ちなんかも影響しているかと思います。

続いて200m種目。

ここも背泳ぎが一番で、なんと6.95秒。2番目の平泳ぎ(個人メドレーは除く)が3.89秒なのでちょっとびっくりです。

選手名を調べてみると…

背泳ぎ長水路:中村礼子選手

背泳ぎ短水路:酒井志穂選手

平泳ぎ長水路:金藤理絵選手

平泳ぎ短水路:金藤理絵選手

平泳ぎに関しては両方、金藤選手で記録を出した時期も近い。背泳ぎは長水路が中村選手で2008年に記録。短水路は酒井選手で2009年。選手は違うものの時期はそんなに変わらない。

となると、やはりターンを含めた水中動作が大きく関係してくるのかな?と思っています。

そうだ!金藤選手って後半強い印象ありますよね。つまり200m種目でも泳速が落ちにくいってことが考えられますね。今回、そこまでデータを用意できずですみません。

 

こんな感じで、今回は長水路、短水路の差を日本記録で比較してみました。

これを高校日本記録や中学記録、学童記録で比較してみるとまた違った結果が出てくるのかな?とワクワクしています。

JOのデータ取りよりもこちらの方が比較的取りやすいので、長水路・短水路比較を優先させていただきます。

次回は高校日本記録での比較となります。

 

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