都県選抜対抗水泳競技大会っていいよね!ジュニア競泳界に必要な新たな舞台

2026-11-07

こんにちは。KN Swim Lab代表の西川です。
今回は、自分が大好きなジュニアの水泳大会について書いてみたいと思います。

その大会とは、「都県選抜対抗水泳競技大会」です。

2026年12月12日(土)・13日(日)、千葉県国際総合水泳場で開催される
Next generation swimmers Cup 2026 in Chiba

大会名もかっこいい!

小学4年生から中学2年生までを対象とした、都県別の選抜チームによる対抗戦ですね。
ジュニア版の国スポって感じかな。

長年ジュニア選手の育成に携わってきた私としては、こうした大会が開催されることを非常に嬉しく思っています。

なぜ、この大会が素晴らしいのか。
今回は指導者として感じる魅力について書いてみますね。

都県の代表として戦うという特別な経験

ジュニア競泳の大きな目標といえば、全国JOCジュニアオリンピックカップ水泳競技大会、いわゆるJOを思い浮かべる方が多いと思います。
JOはJOで全国の強豪選手が集まる素晴らしい大会ですよね。

しかし、今回の都県選抜対抗水泳競技大会には、JOとは違った魅力があります。

それが、自分の都県を代表して戦うこと。

普段は所属クラブの代表として大会に出場している選手たちが、今度は都県の代表としてレースに臨む。
これは選手にとって大きな経験になるはずです。

自分のため、所属クラブのためだけではなく、同じチームの仲間のために泳ぐ。

国スポ(国民スポーツ大会)を経験した選手が口を揃えて言うのが「チームで泳ぎでる感がすごく楽しかった」ということ。
国スポのジュニア版とも言えるこの大会は、競技者としての成長にもつながるのではないでしょうか。

昨日までのライバルが、今日は仲間になる

自分がこの大会で特に素晴らしいと感じるのが、クラブの垣根を越えたチームづくりです。
普段の大会では、ライバルとして競い合っている選手たち。

所属クラブも違えば、指導を受けているコーチも違います。
そんな選手たちが、同じ都県の代表として一つのチームになる。

昨日まで競い合っていた相手を、今日は全力で応援する。
自分のレースが終わっても、仲間のレースに声援を送る。

そして、チームの勝利を一緒に喜ぶ。

自分も水泳ではない競技で日の丸を背負わせていただいた経験がありますが、自分のため、チームのためを超えたなにかとてつもない力が働くのを感じたことを覚えています。

水泳は個人競技ですが、決して一人だけで成長するスポーツではありません。

仲間がいるから頑張れる。
ライバルがいるから強くなれる。

そうしたことを選手たちに感じてもらえる大会だと期待しています。

小学生から都県代表を目指せることにも大きな意味がある

この大会は小学4年生から出場対象ですね。

これも非常にいいことだと思います。

ジュニア選手にとって、明確な目標があることは大切です。

・JOの標準記録突破を目指する
・大会で決勝に進出する
・自己ベストを更新する

こうした目標に加えて、「都県の代表選手になりたい」という新しい目標が生まれるわけです。

しかも、学年別に競技が行われます。

成長段階の異なる選手たちに、それぞれの学年で挑戦する舞台が用意されていることも魅力ですよね。

もちろん、代表に選ばれることだけがすべてではありません。

代表選考に挑戦すること。
目標に向かって練習すること。

結果を受け止め、次の目標に向かって努力すること。
その過程にも大きな価値があると思います。

決勝だけでなく、B決があることも素晴らしい

大会要項によると、各学年区分の予選上位8名が決勝に進出し、9位から15位までの選手にはB決勝の機会が設けられています。

この仕組みも非常にいいと思います。
ジュニア選手にとって、予選と決勝を泳ぐ経験は貴重です。

予選での反省を生かして決勝に臨む。
限られた時間の中で気持ちを切り替える。
もう一度レースに集中する。

こうした経験は、日々の練習だけではなかなか得られません。
予決の作戦や合間の過ごし方って、結局やってみないとわかりませんからね。

決勝に進出した選手だけでなく、より多くの選手にもう一度レースをする機会がある。
選手育成という観点からも、非常に意味のある大会方式だと感じます。

リレーには個人種目とは違った魅力がある

この大会では、学年区分別に4×50mフリーリレーと4×50mメドレーリレーが行われます。

しかも都県別のチームで戦います。

これは盛り上がりすよね〜。

普段は違うクラブで泳いでいる選手たちが、一つのリレーチームを組む。
自分の泳ぎが仲間につながっていく。

仲間の泳ぎを信じて待つ。

そして、4人で一つの結果をつくる。
リレーには個人種目とは違う緊張感と喜びがあります。
引き継ぎもありますが、個人種種目より1秒速かったなんて話も聞きますからね。

特にジュニアのうちに、こうしたチームとしての経験ができることは、今後の競技人生にとっても大きな財産になると思います。

勝敗だけではない選手たちに残るものがある

もちろん、競技会ですから勝敗は大切です。

代表に選ばれた以上、勝ちたいと思うのは当然だし、思わなきゃいけない。

しかし、自分はそれ以上に大切なものがあると思っています。

他クラブの選手と交流すること。
自分とは違う環境で頑張っている仲間を知ること。

都県の代表として責任を持ってレースに臨むこと。
仲間のために全力を尽くすこと。

そして、競泳というスポーツの楽しさを、改めて感じること。

速くなることだけが、ジュニア選手の成長ではありません。

競技を通じて人として成長することも、ジュニアスポーツの大切な役割だと考えています。

この大会には、そのきっかけがたくさん詰まっているように感じます。

こうした大会が、もっと広がってほしい

これまで長年にわたり、多くのジュニア選手たちと向き合ってきました。
全国大会で優勝する選手もいれば、思うように記録が伸びず、悩みながら練習を続ける選手もいます。

選手たちの成長や失敗を見てきたからこそ、競技力を高めるだけではなく、さまざまな経験ができる環境をつくることが大切だと感じています。

今回の都県選抜対抗水泳競技大会は、その意味でも本当に魅力的な大会です。

都県代表を目指すという目標。
普段はライバルの選手たちとの交流。
チームの一員として戦う経験。

そして、水泳をもっと好きになるきっかけ。
こうした大会が今後も継続され、さらに多くの地域へと広がっていくことを期待しています。

選手たちの可能性を広げる大会は、いくつあってもいいじゃん!

ジュニア水泳界が、もっともっと盛り上がってほしい。
一人の水泳指導者として、心からそう願っています。

出場する選手の皆さん、ぜひ素晴らしい経験をしてきてください。

皆さんの健闘を楽しみにしています。

大会情報

2026年都県選抜対抗水泳競技大会

  • 大会名:Next generation swimmers Cup 2026 in Chiba
  • 開催日:2026年12月12日(土)・13日(日)
  • 会場:千葉県国際総合水泳場
  • 対象:小学4年生〜中学2年生
  • 競技形式:都県別対抗戦・学年別競技

大会の詳細や出場条件については、各水泳連盟の公式情報をご確認ください。

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