こんにちは。
水泳個人レッスンKN Swim Lab西川です。
スポーツ栄養学第2回はコンディションについてお話ししてみたいと思います。
それではさっそく行ってみましょうか!
スポーツ選手は、日々の練習を積み重ねることで技術を高め、試合でその成果を発揮します。
しかし、毎日絶好調でいられる人はいません。体調は天気のように変化するもので、疲労や睡眠不足、ちょっとした食事の乱れが大きな影響を与えます。
だからこそ、プロは「今日の自分のコンディションはどうか?」を常に把握し、食事や休養で調整していきます。
子どもと大人で違うチェックポイント
同じ“コンディションチェック”でも、成長期の子どもと安定期にある大人では見るべきポイントが異なります。
子どものチェック項目
まずは子どものチェック項目を挙げてみますね。
チェック項目が少ないほど調子は安定している証拠です。逆に多く当てはまる場合は、食事や生活習慣の改善が必要となります。
01.睡眠時間が不十分 |
私が子どもの頃の話ですが、中学生以降は「どれだけ食うんだ」と親にいわれるぐらい食べていました。
特に白米が大好きで少量のおかずでどんぶり飯が当たり前。
小学生までは少食だったので、実家の寿司屋で出す米と同じものを食べていましたが、中学生からは安い米に変えられたのをよく覚えています。
今の私を知っている方は驚くかもしれませんがどれだけ食べても太らない、平均より痩せ型でした。
好き嫌いは、レバーぐらいでしたかね。
今では焼き鳥屋で爆食いですが(笑)
大人のチェック項目
続いて大人のチェック項目です。
こちらも子どもと同じようにチェック項目が少ないほど調子は安定している証拠です。逆に多く当てはまる場合は、食事や生活習慣の改善が必要となります。
01.だるい、疲れやすい |
みなさん、どうですか?
最近の私はトレーニングも睡眠も、もちろん食事についてもかなり気を配っているので、少しあるかな?という項目はありますが、「そうそう、これがひどいんだよね〜」っていうのはありません。
食事がコンディションに反映する
「カラダは食べたものからできている」というのは当たり前ですが、実際には驚くほどダイレクトにコンディションに反映されます。
・軽い運動でも息切れしやすい → 鉄不足や貧血の可能性
・疲れやすい、風邪を引きやすい、口内炎ができやすい → ビタミン不足のサイン
・体脂肪や体重の増減が大きい → 食事量や栄養バランスの乱れ
一般生活ではあまり問題にならないことでも、試合や合宿など連戦が続く場面では致命的になりかねません。
私がよく感じるのは、トレーニング前後の食事です。
特にトレーニング前。
直前にしっかり摂りすぎると動けないのはもちろんですが、空腹状態でのトレーニングも地獄です。
スイム練や筋力トレーニング中は明らかに力が入らないのがわかります。ランニング中は保たないという感覚が強いですね。
私の場合、種目によって摂取するものやサプリメントを変えていますが、練習やトレーニング前の糖質は特に重要だと感じています。
からだの声を聞く習慣を
大切なのは「体からのサインを見逃さないこと」です。
だるさ、眠気、息切れ…それらは単なる疲労ではなく、食事や栄養の偏りから来ていることも少なくありません。
毎日簡単にチェックするだけでも、自分や子どものコンディションを大きく崩さずに済みます。
前述したチェックポイントをスクショでもメモでもいいので、保存しておくといいですね。
大事なのは症状に合わせてどんな食品を摂るのかを考えることですね。
まとめ
・プロも一般人も、毎日絶好調でいることは難しい
・子どもと大人ではチェックすべきポイントが異なる
・食事の質がコンディションに直結する
・体のサインを「疲れ」と片付けず、食事や生活を見直すことが大切
と、今回はこんな感じでした。
食事に限らず、決まったチェック項目を把握しておくことはすごく重要ですね。
そう、勉強も仕事も…
次回予告
「どれだけ食べればいい?」「栄養バランスってどう整える?」
そんな疑問にお答えする次回は、エネルギー消費と食事の関係を徹底解説します!
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