こんにちは。

水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。

TOKYO2020 1年遅れの無観客で終了しました。

各競技、感動を与えていただきスポーツの素晴らしさを改めて実感することができました。

さて、今日は侍ジャパンのお話!

ではなく、野球中継の解説のお話です。

今回、広島カープ阪神タイガースで活躍し、侍ジャパンでも4番を打ったことのある新井貴浩さん、東京ヤクルトスワローズで活躍し、侍のキャプテンも勤めた宮本慎也さんが解説していましたね。

他の方も解説したかも知れませんが、自分が見た時はこのお二人だったように思います。




特筆すべきは、宮本慎也さんの解説。

相手に先制されても、この回でよかった。この回ならまだ大丈夫。

1点取られた後が大事。1点取られた後、同じ回に追加点を奪われないこと。奪われると流れが一気に相手に行ってしまう。

また、投手の状態に関してもただの応援ではなく、危ない球だったが助かったなど頷く解説ばかりでした。

中でも三塁手、村上宗隆選手がファインプレーをした際の解説が心に残っています。

今のは上手かった。あそこのゴロを捕球する際は、頭の位置が突っ込むと捕球できない。

これには思わず笑ってしまいました。

いやいや、そこ解説しちゃう〜!?って感じで、もう感動レベルでしたね。

はい、そろそろこの宮本解説を水泳の話に転換していきたいと思います。

元プロ野球選手と言っても、いろいろなポジションがあり、解説もその出身ポジションによって変わってきますよね。

投手出身の方であれば、投手目線の解説。

ホームランバッター出身であれば守備のことよりも打撃の話が中心に。つまり経験してきたことの違いがそのまま解説にも現れると思うんです。

これって水泳のコーチも一緒だな!って思ったんです。

ロング出身のコーチだと、ペース配分の指導に長けていたり、スプリント出身だと力の入れ方なんかに詳しかったり。

また、競泳上がりでなくとも、フィットネスクラブで長く指導してきた方とスイミングスクールで指導してきた方だとやはり違ってきます。

よく、経験則だけで教えるなと言いますが、確かに「だけ」はダメですよね。

ただ、やはり経験を選手に話すのはすごく大事なことで、説得力も違いますよね。

今回の野球中継、宮本慎也さんの解説を聞きながらそんなことを考えていました。

自分のように選手としての実績が乏しいコーチは若い頃選手として活躍していたコーチの2倍3倍勉強しないといけないなと思いました。

こんな感じで、オリンピックって他競技でもたくさん勉強になることがあるし、アンテナ張ってればなんでも参考になっちゃうなってお話でした。



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