おはようございます。
水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。
今日から5月、ゴールデンウィーク真っ只中ですね。
先月は春休みをいただいたこともあり、暴飲暴食の日々でした。今月からはまたしっかりトレーニングを再開していきたいと思っております。
さて、タイトルにある『慣れるな危険』今日はしっかり水泳のお話です。
水泳の仕事に携わり、この4月で丸26年となりました。長けりゃいいってもんでもないのですが、ひとつのことをずっとやってきたのは自分の性格上、意外かな!?と。
長くやってると、子どもたちがどのタイミングでフォームを崩すのかも大体ですがわかってくるものです。
やはり疲労が溜まってきたとき。これはすごく多いように思います。
例えば、強化練習の直後や合宿の直後。徹底的に泳ぎ込んだ後は知らないうちに「楽なところ」をかくような感じになってきます。
クロールで言うと、体の外側。
本来なら右手は右の胸の下、左手は左の胸の下あたりをかくのがいいと考えていますが、ここはある程度重さがあります。逆に体よりも外側は水が軽い。
軽いから、かいてても楽なんです。
ちょっとですけどね。
それでも何百回、何千回と腕を回していると、だいぶ楽できるのも確かなんですね。
サボっているわけではないのですが、知らず知らずの内にこの軽いところを掻き始めるってことが多いんです。楽な分、やっぱり掻き効率は落ちる。そう、ひとかきで進む距離が減るんですね。
これが完全に癖になるとなかなか直らないので、要注意。
もうひとつよく見かけるのが、プッシュが短くなること。
腕の裏側(上腕三頭筋)に疲労が溜まると、しっかりと押しきれなくなります。この状態で練習を続けていると、これも掻き効率が悪くなる原因になります。
簡単に言うと、今までひと掻きで進んでいた距離をふた掻きしないと到達できないって感じです。
これは見させていただいている選手や親御さんにはよく話していることなので、合宿直後などはレッスンが混み合うなんてこともあります。
こんなときはやっぱり基礎ドリルで正しいストロークパターンを確認することと、しっかりと疲労を抜くことが大事ですね。
癖になる前に自分自身で気づくことが大事。
なんかおかしいぞ!?なんて思ったら連絡ください。
って最後は宣伝になっちゃってるな。
パーソナルじゃなくても一度相談もらえれば、ある程度はアドバイスできると思います。
まとめると、楽なところって言うのは落とし穴。
それを続ければ悪い癖が着くよってお話でした。
じゃ、今日も1日頑張りましょう。
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