夏の苦労は買ってでもしろ




こんにちは。
水泳個人レッスンKN Swim Lab西川です。

「若いときの苦労は買ってもしろ」

こんな言葉ありますよね。
はい、自分も相当苦労しました。
ホント、マジかよってぐらいしました。

そんなお話はまた今度。

さて、今回はそんな言葉になぞらえて
「夏の苦労は買ってでもしろ」と言うお話。



夏は生物を育たせる

炎天下、河川敷をジョギング。
周りを見ると、いつもの倍以上にまで伸びたススキ。
ランニングコースまではみ出すその様子は「切ってくれ!」と言う感情とともに「やっぱ夏って植物でもなんでも大きくする力があるんだろうな」なんて思い。

近年は猛暑猛暑で生態系への影響もあるようだけど、そこはススキ、力強い。

そんな感じで走っているんだけど、これってヒトも一緒だよな。って。

この暑い時期にどれだけ自分に負荷をかけられるか。
この時期にかけた負荷は涼しく過ごしやすくなった秋から冬にかけて一気にその成果を感じさせてくれる。

水泳で言えば、この時期、屋外プールでの合宿などがそれに当たる。
「なんでこんな気温、水温で泳がなきゃいけないんだ」
「いつもよりきつい状況だから少しぐらい手を抜いてもいいだろう」

こんな感情が湧いてくると思う。
が、ここでどこまで粘れるかがこの先の成長に大きく影響することは間違えない。

夏休み明けの子どもは逞しくなってる

数年前まで選手とは別の4泳法完成を目指すようなスイミングスクールを経営していました。
区民プールをお借りしての事業なので、7月中旬から8月いっぱいは練習なし。

9月1週目、1ヶ月半ぶりに会った子どもたちを見て、毎年のように驚いていた。
「デカくなってる!」
「日焼けして逞しくなってる!」

1ヶ月半練習していないのに、泳ぎが力強くなってる。
もちろん、これは選手レベルの話ではないのですが、旅行先の海や川、プールでいい体験をしてきたと言うことがすぐにわかる。

選手でも同じように、合宿明けは泳ぎが雑になっていることも多々あるけど、1つ1つの動作が強くなっていると言うことがよくある。

つまりキツい時期にキツいことをした子たちが大きく強く、逞しくなっていくのだろう。

そんなことを考えながら、今年は自分自身にも負荷をかけてみようと。



資格取得

そんな中、考えたのが「資格を取ろう」と言うこと。
水泳指導員系の資格、健康運動実践指導者というトレーニングやフィットネスに関する資格は持っているものの、取得したのは数十年前。

普段から栄養、トレーニング、水泳、生理学、解剖学と言った分野はしっかり勉強しているのですが、その証拠がない。
オレ、めちゃくちゃ勉強してるよ!
それを肌で感じてわかってくれているのは高校生以上の選手とその親御さんたちだけではないのか。
お付き合いの浅い選手や親御さんたちは、ごく普通の水泳のコーチだと思っているのではないか。
そんな不安もあった。

資格はないよりあった方がいい。
今まではそんな考えだったけど、やはり民間資格でもあるとないのとでは説得力が違う。

ただの物知りおじさんじゃダメだ。

そんな思いから、まずはスポーツフードスペシャリストの資格を取得しました。

テキストをプリントアウトしたところ200数ページ。
と言っても、文字も大きく画像もたくさんなので、半分の100ページ前後の内容だと思われる。

ざっと目を通したところ、9割以上はわかっていることだった。
そこで思い切って、勉強なしで試験を受けてみたところ、95%正解で合格。

別に自慢したいわけではなく、今までの自分の勉強方法が間違えていなかったことを伝えたいだけ。

ただ、民間の資格でもテキストはしっかりしたもので、すべてをまとめ直し、1つの資料を作っておくことは今後のためにもなると思い、専用のノートを作りました。

忙しい時期にやることに意味がある

この仕事で一番忙しい時期は?と聞かれると、やはり子どもたちの夏休みや冬休み。
この時期になると、普段夕方以降しか会うことがない子どもたちに毎日会うから曜日感覚もおかしくなる。

忙しい時期だから、レッスンだけに集中する。
この考えはダメ。現状維持である。
体調は第一に考えながらも、かけられるところまで自分自身に負荷をかける。

なにかを削って、資格を取っても意味がない。
もちろん意味がないことはないけど、こと自分のこととしては、そんな考えになる。

トレーニングでも負荷を

もともと、あまり見せないが無類の負けず嫌い。
なぜだか忙しくなればなるほど、この思いが強くなる。

仕事においての負けず嫌いは誰か他のコーチに負けたくないとか、そんなことは思わない。
人は人、自分は自分。
自分のスキルを磨き続けること。
カッコつけてるようだが、これが本音。

「あのコーチかっこいいな〜!」
と思うことはよくあるけど、「あのコーチみたいになりたいな!」はまずない。

話は逸れたが、その負けず嫌い(自分や環境に対して)に火がついた。

最近、ジョギングで体力作りをしているのですが、この時期に月間走破距離を100kmにしようって。
過去一度だけ100kmを達成したんだけど、市民ランナーと呼ばれる皆さんを見ると200km以上なんてざらなんですね。

それでも自分の中でキツい、この時期は無理だろうって時期に100km走ることは、肉体的にも精神的にもプラスになるはず。
そんな考えから112.54kmを走破。

仕事後、深夜に走ることも多く、正直キツかった。
が、キツければキツいほど自分が上がっていくのがわかる。
つまりそういうこと、そう、自己満足。
いいと思う。
まずは己が満足すること。それが大事。

まとめ

だからなにが言いたいか!?
つまりは、キツい時期にどれだけ自分に負荷をかけらるかが大事ってこと。

この夏、自分に負荷をかけきれなかった。
そんな思いがあっても大丈夫。
幸か不幸か、今年は9月いっぱい猛暑らしい。

まだ間に合う。
そして私は9月も負荷をかけ続けようと思う。

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