環境・条件・テーマ・長所・短所すべてを考慮して指導せよ

  • 2024-05-30
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Q&A




こんにちは。
水泳個人レッスンKN Swim Lab西川です。

本日休業。
バイクのタイヤ交換の隙を見て、児童公園から更新しております。

 

職業柄いろんな質問をたくさんいただくのですが、経験も積んだせいか、水泳関係の質問にはほぼ即答できるようになりました。
いや、ほぼですよあくまでもほぼ。

親御さんからはもちろん、子どもたちからもたくさんの質問をもらうのですが、その中で先日、大学生からもらった質問について書いてみますね。

あ、もう21歳、子どもじゃないですね。

大学生からの質問

ねえ、相談。
中3男子、中3女子中2女子と小4の女子の4人を教えるコーチングの水泳の授業やってるんだけど、
昨日バッタ中心に練習して来週バック教えるんだけどなにかアドバイスない??
アップから全部私がメニュー考えてやるんだけどまず、ストップウォッチ使いこなせてなくてタイム読むのもやっと。

明らか違うだろっていうタイム読んだりして散々だったんだけど、親御さんたちも見てるし下手な授業出来なくて、5回目の授業と10回目の最後の授業はテストで中学生がにこめ、小学生はいちこめ泳ぐらしい。

だからとりあえず4週をバッタの週、バックの週、ブレ…みたいにやろうとおもってる。

中学生はバッタ専門で小4の子はブレ得意。 昨日はドリルとかキック、プル満遍なくなくやったあとスイムの25ハードして終わった。
コーチングのポイント教えて

とのこと。

まずはテーマを決めること

この質問だと、個人レッスンではないですよね。
そして回数が決めらている。
この条件でどこまでの成果を出したいのか、これは親御さんや生徒ではなく、指導者自身が決めていい。

なぜかって、これは授業だからね。

例えば、10回の練習で
・キャッチを強化する
・プッシュを強化する
・キック強化
・短距離のスピードを上げる
・軸がぶれない泳ぎを作る
などなど

ばーっと書き出して、10回の練習や練習時間、プールの環境などと照らし合わせて不向きなものは削除。
残ったものから、子どもたちのタイムや泳力と見合わせて、さらに削除。

ここまでやるとできることが限られてくるんですね。
そこから自分がやりたいことを選べばいい。



実際に送った回答

質問をくれた大学生は21歳。
ジュニア時代はJO金メダルやインターハイでも活躍し、今は日本のトップで戦う選手。
小学校1年生からのお付き合いだから、お互い言いたい放題。
普段の会話はほぼふざけたことしか話さないような仲なんです。

そんな間柄でもちゃんとした質問にはちゃんと答えないとね。
で、これが実際自分が送った内容です。

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