こんばんは。
水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。
今日は朝から晩まで3箇所で5本のレッスン。いつもありがとうございます。
で、今日も帰宅前に仕事をすべて終わらせようと、某県コメダ珈琲で更新中。
最近は選手だけでなく一般学童や幼児のお子様も見させていただいています。明日も新規の年中さん、楽しみです!
今日の朝イチレッスンで見させていただいたお子様は前回(2週間前)にクロール25mを完泳しました。よく、一度泳げればもう大丈夫なんて話がありますが、これは子どもの性格にもよるんですね。
慎重派は自分になかなか自信が持てない傾向にありますね。
今日のお子様もそんな感じ。
それでも、いきなりではなく基本ドリルをしっかり見直して、今日はなんと25mを3本も完泳しました。
その後、平泳ぎキックの導入まで。
順調そのものですね。
クロールを覚えるときって、一番苦労するのが呼吸動作。これは誰でもほぼ一緒かと思います。
この呼吸動作を覚えてもらうときに注意したい点があるんです。
以前、背泳ぎで耳と肩をくっつけて泳いじゃいけないってお話をこのブログで書いたのですが、これはクロールの呼吸動作でも一緒なんです。
よく、「耳と肩をつけて呼吸して〜」って聞くと思います。
実際、自分も若い頃はそんな指導をしてました。
小さいお子様から、トップ選手、マスターズの方を何人も見させていただいてる間に、あることに気づいたんです。
呼吸するときに耳と肩をつける指導を受けてきた選手は軸になる前の腕が一瞬ロックされる。
それを水面近くで我慢するように指導されてるから呼吸の時だけ軸の腕が浅い位置に来すぎて前重心にならない。その局面だけ、不自然な運動になり、推進力も落ちるんですね。
耳と肩を完全にくっつける指導はよくないと考えたのですが、やはりある程度は近くないといけない。そこでやり始めたのが、耳と肩を近づけたドリルの後に、軸になる手の平で水を抑える意識を持たせるドリルを入れること。
つまり、近づけたあとにわざと離させる。
これを繰り返し行っていくことで安定感もあり自然な動きの呼吸動作ができるようになる。
百発百中ってわけではないのですが、これはかなり有効だということを何人もの方で実感してきました。トップ選手でもなんだか泳ぎが凝り固まってるな〜ってときは離すドリルをやってもらってますからね。
よく「常識を疑え!」なんて言葉を聞きますが、これもそんな感じなのかな!?
ってお話でした。
さて、今日もこのブログ更新でお仕事終了。
今日も1日ありがとうございました。
明日は、午後からお休みをいただき、2年ぶりの草野球。
怪我しないよう…
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