おはようございます。
水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。
毎週火曜日は休養小話。
さて、今回は疲労のお話。
疲労は肉体だけではない
このブログを読んでくださっている方のほとんどが、水泳をはじめとしたスポーツをやっている方かと思います。
疲労とは
みなさん疲労っていうと、どうしても肉体的なことを思い浮かべますよね。
「スタンフォード式疲れない体」によると、
疲労とは、「筋肉と神経の使いすぎや不具合によって体の機能に障害が発生している」状態のこと。
とのこと。
運動やトレーニングによる筋肉の疲労だけではなく、神経的なコンディションの悪さが疲れを引き起こすってことですね。
自律神経と中枢神経
自律神経
脈拍、呼吸、消化など意識しないでも行われていることって、自律神経が担ってくれてるんですね。
自律神経には日中活発になる交感神経と夜活発になる副交感神経があります。
日中はしっかり活動するために交感神経が優位。夜はゆっくり休むための副交感神経が優位になる。
ここに仕事や人間関係などで過度なストレスがかかると、この自律神経のバランスが崩れるんです。バランスが崩れると交感神経と副交感神経の切り替えが上手く行かず夜眠れなくなったり、血圧が上がったりと病気までは行かないけどなんだか調子が悪いって状態になっちゃう。
これを放置しておくと悪化し、自律神経失調症などの病気に罹ってしまうんですね。
この辺りはみなさんご存知かと。
中枢神経
次に中枢神経のお話。
中枢神経は簡単にいうと「司令塔」。
手足を動かす際など、骨や筋肉が勝手に動いているわけではなく、脳と脊髄にある中枢神経から指示が出ての行動なんですね。
体の歪みなどが原因で中枢神経⇨末梢神経の連携が上手く行かなくなることがあります。指令が上手く届かない状態なので体は上手く動かなくなるのは想像がつくかと思います。
これ、まさに今の自分。いや、最近は少しずつ回復してきたのですが。
実際に味わった歪みからの不調
長時間同じ姿勢でいることって人間の体によくないんです。
自分はバイクの移動とパソコン作業。
この姿勢が長く続き、それを改善することなくトレーニングを続けていたため体に歪みが発生。
首、肩、腰はガチガチになり痛みも。
トレーニングやスイムができないほどの痛みではないのですが、明らかにパフォーマンスは落ちています。
週1で通っていたパーソナルトレーニングでも歪みを整えるようなコンディショニングを入れてもらったり、鍼灸院に通いこわばった筋肉や関節をほぐしてもらったりでやっと良くなってきたのですが。
だからやっぱりこうなる前にセルフケアが重要なんですよね。
疲労の原因は脳にある
疲れを感じている人って自律神経と中枢神経のコンディションが悪くなってることが多いんだそうです。
で、この脳の疲労を防ぐために体の歪みを直さなきゃいけない。
体の歪みをかばい無理な動作や余計な動作をし、いつも以上に負荷がかかる。
ますます体は歪み、中枢神経からの指令もさらに伝わりにくくなる。
まさに悪循環。
こうなってくると自分でストレッチしたりマッサージしたりではどうにもならなくなっちゃうんですね。
オレ流、治療院の選び方
実際、自分もまず、合う治療院を見つけるのに苦労しました。
1回行って、ここ違うななんて感じですぐに他に変えてみたり。
ここ違うなっていうのは、料金や時間ではなく、自分の場合はアプローチの仕方で選んでます。あとはチェーン展開してないこと。
以前、チェーン展開している治療院に行ったら、初診だけは院長先生。
次からは毎回のように担当が変わり、時間内にマニュアルに従ったマッサージ。あ、これ自分には合わないなって感じてひと月ほどで他に変えました。
あとは、アプローチのお話。
痛いところだけに鍼や灸、マッサージというところも通うのをやめました。
やっぱり体全体の歪みを直してもらいたいっていうのが一番で、局所だけ楽になってもな〜なんて思いから。
今通っている中目黒の治療院は先生1人でやっている治療院。
もちろん毎回同じ先生。
毎回、入念な問診から始まり、まずは全身の調整。
内臓の張りなどもチェックしてもらい、その後局所的な治療。
1回目でよかった〜やっと見つけた〜ってなりました。
今では完璧ではないもののかなり回復して肩、腰の痛みはほぼなし。あとは首のコリかなってところまできてます。
で、やっぱり感じたのがとにかくセルフケアって大事。
これはアスリートだけじゃなく、一般的なお仕事をされている方も。
いや、事務的な仕事が長い方や同じ動きを続けている方はアスリート並みに気を使った方がいいかもしれませんね。
はい、今回はこんな感じで、疲労っていうのは肉体的なことだけじゃなく、脳からもきている。その原因は体の歪み。
歪まないためには不調を感じる前からセルフケアが大事ですよ!
ってお話でした。
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