こんにちは。
水泳個人レッスンKN Swim Lab西川です。
ゴールデンウィークも最終日、各都道府県で大会も多く開催されていますね。
今朝早く、とある県の選手からLINEがありました。
「○○と○○に出るから、アドバイスと応援メッセージちょうだい!」
とのこと。
これ、嬉しいんですよね。
家を出るとこだったけど、即返信しました。
試合当日に「キャッチをこの角度で」とかってアドバイスを送っても意識できるタイプとできないタイプがいるので、選手ごとに変えてます。あ、これ別に意識できる選手が凄いとかじゃないですよ。
この選手には気持ち的なこととペース的なことを送らせてもらいました。
そこで、ペース的なお話をちょっとしてみたいと思います。
50m種目であれば前半も後半も関係なく、とにかく突っ込め。100mならしっかり突っ込むけど力むな。後半はとにかく粘れ!
こんな感じが多いかと思います。
200m以上になってくるとペース配分もありますよね。
どの距離においても後半のことを意識しすぎると、前半突っ込めないなんてこともあるかと思うんです。
特に小さい選手は50mも長い距離ってイメージを持つ子も多いんです。これ、口には出さなくてもそういう風にどこかで考えてるなっていうのがすぐにわかります。
そこでちょっと今日は、日本トップクラスの選手の言葉とことわざを使って。
まずジュニアのトップで活躍し続けた2人と前後半の話をした時のこと。
2人ともまったく同じことを言っていました。
「前半抑えたところで後半が地獄なのは変わらない。だったら前半から行くでしょ!」
これがすべて。もちろん当たり前のことだけど、前半頑張っても後半楽にはならない。
いつも地獄を見て来いよ!と送り出しています。
で、ことわざ
【前門の虎、後門の狼】
一つの危難や障害から身を守っても、さらにまた他の危難や障害が現れることのたとえ。
これで考えてみても同じことですよね。
前半は勇気を出して突っ込む=勇気を出して一気に虎を引っ捕らえろ!
後半は根性で粘る=根性でしつこく攻撃してくる狼を討ち倒せ!
こんなイメージかな。
ここでもう一度言いたいのは「前半抑えたところで後半が地獄なのは変わらない。だったら前半から行くでしょ!」って言葉。
これは試合当日ぶっつけではできない。
練習中、いかにこれを意識するか。
今やってる練習は前半飛び出す練習なのか、後半粘るための練習なのか、その辺りをしっかり理解して泳がないとなかなか身につかない。
自分みたいなへっぽこコーチが言った言葉じゃない。
天才2人が言ってた言葉。
どんなペースで泳げばいいかわからない!
なんて選手はぜひ参考にしてもらいたいと思います。
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