【スポーツ栄養学】第19回 見えないパフォーマンス低下の原因 〜スポーツ貧血とは?〜




こんにちは。
水泳個人レッスKN Swim Lab西川です。

前回は2月だというのに夏バテのお話でしたが、今回は貧血のお話です。
特に女子選手に多い貧血について書いてみますね!

はい!こんな選手いませんか?
・練習はこなしているのにタイムが上がらない
・すぐ息が上がる
・なんとなく元気がない

これ努力不足ではありません。
もしかすると「貧血」が関係しているかもしれませんよ。


なぜスポーツ選手は貧血になりやすいのか?

多くの競技では、走る・跳ぶなどの動作がありますよね。

ランニングでは足が地面に着地するたびに衝撃がかかり、体内の赤血球が壊れやすくなることがあります。

赤血球は酸素を運ぶ役割があります。これが減ると、体は酸素不足になるんです。

つまり〜、頑張りたいのに、体が動かない。
これがスポーツ貧血の怖さです。


スポーツ貧血とは?

トレーニングによる赤血球の破壊に加え、
・鉄分不足の食事
・発汗や尿による鉄の損失
・微量出血

などが重なって起こる貧血を、一般的にスポーツ貧血と呼びます。
正式には「鉄欠乏性貧血」ですね。

現場では珍しい話ではありません。

自分自身は経験がなかったのですが、中学時代女子選手がフラフラになっているのをよく見てきました。
友人にどうしたのか聞くと「最近キレがないな」と思って検査したら鉄不足だったと。

練習量は足りているのに、体の材料が足りていなかった。
ってことですね。



自覚症状が出にくいのが問題

貧血は段階的に進みます。
① 体内の貯蔵鉄が減る
② 血液中の鉄が減る
③ 赤血球・ヘモグロビンが減る
④ 明確な症状が出る

怖いのは②の段階

ほぼ自覚がありません。でも、パフォーマンスは確実に落ち始めています。


こんな症状は要注意

・軽い運動で息切れ
・動悸
・めまい
・食欲不振
・集中力低下

「最近なんか変だな」は、体からのサインですよ。



まとめ 〜努力を無駄にしないために〜

✔ 練習量が増えるほど鉄は消耗する
✔ 自覚症状がなくても進行する
✔ パフォーマンス低下の裏に貧血が隠れていることがある

水泳は酸素を使う競技ですよね。

酸素を運ぶ力が弱ければ、どんなメニューも意味を持ちません。

強くなりたいなら、まずは“血”を整えることも大事ですよ。
ってお話でした。

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