【水泳個人レッスン】趣味を持つことの重要性!!

みなさまこんにちは。

水泳個人レッスンKN Swim Labの浅野です。

最近ようやく暖かくなったと思えば、ここ数日はなんだか少し寒いですね…

選手の皆様は体調管理には気をつけてくださいね!

来月(5月)は夏に向けての重要な強化期間ですし、この期間の頑張りが夏につながりますから!

ところでみなさん、突然ですが「趣味」はお持ちでしょうか??

例えば絵を見たり描いたり、スポーツ観戦をしたり、楽器を弾いたり。

人によってさまざまではあると思いますが、今日はそんな「趣味」を持つことの重要性について描いていきます。

毎日競技に打ち込む人ほど、実は大事なんです。

それではここから、その理由も交えて述べていきたいと思います。

水泳選手は忙しい

これは僕も16年間競泳という競技に打ち込んできたからこそ思うのですが、

水泳選手って忙しい

ですよね。

あまりオフの日も少ないし、練習もスポーツの中ではハードだし、昼は学校がある。

だから、朝起きる→学校→練習→帰ってご飯を食べて寝る

このサイクルの繰り返しです。

例えば水泳の調子が良ければ、少し忙しくても毎日こなせますし、水泳もきつくはない。

でも、もし調子がイマイチの時ってこのリズムがキツく感じる時もあると思います。

なぜなら生活において水泳に関する時間を割合が多いから。

だからこそ水泳の調子がイマイチ=自分自身の調子もイマイチ

になりがちです。本当は一人の人としては何も悪い変化は起きてないはずなのに。

そこで、そうした時にできる対処法は主に2つあると思ってます

趣味を持つことは自分の新たな居場所を作ること

対処法の一つは「泳ぎを分析し、練習の中での改善する」ことです。

もしかしたら水中での動作に問題があるかもしれませんから、しっかりと泳ぎを分析し直接的な改善を図るという方法もあります。

でも今回言いたいのは次の2つ目の対処法。

「趣味を作る」

です。

なんで??って思われる方もいると思いますが、趣味を作るというのは自分の居場所を増やすということでもあるんです。

”水泳だけに没頭する”ことを否定するわけではないですが、競技生活が長ければ長いほど沈む時もあります。

そんな時に自分の水泳以外の居場所を作っておくことで、より自分を俯瞰的に見れるわけです。

少し水泳に疲れてしまったら、空いた時間にスマホをいじるのではなく、絵を描いたり、何か工作をしてみたり、歌を歌ったりして、水泳以外の場所から自分という人間を俯瞰的にみてみましょう。

そうすると、本質的な悩みの原因がわかります。また、不調から脱却するきっかけが作れたりするんです。

趣味はどうやって見つけたらいい

しかし、趣味をどう作るのかわからない方も多いと思います。

僕は割と趣味が多い方なんですが、自然に趣味になってたものよりも、自発的にやり始めたことの方が割合としては多いと思います。

そして趣味の見つけ方ですが、結論から言うと「興味があってもなくても、広く浅くいろいろ触れてみる」

これに尽きると思います。

とにかくいろいろやってみてみてください。特に小さいお子さんなどはその頃からいろいろなことに興味を示しておくことで、将来の可能性が大きく広がると思います。

自分の経験

ここまで読んでいただいて「本当にそうなのか?」と思われる方もいらっしゃると思いますので、最後に実体験を紹介し、少しでも話に説得力をつけられればと思います笑

大学水泳時代、僕はかなり悩む時期が多くありました。

そんな時、なんとなくギターが欲しくなりギターを買ったんです。もともと音楽が好きだったので、「自分でも弾けたらかっこいいな」というような思いだったと思います。

そのあと部屋で練習までの時間ギターを練習していたのですが、「ギターを買ったしどうせなら弾くだけでなく、自分で曲も作ってみよう」と思いパソコンにDTMという音楽を作るこのできるソフトをダウンロードしました。

いろいろな音源が入っているので作るのが楽しく、練習、授業以外の時間はそれに没頭してました。

ある日同じように曲作りをしている時、どうにもイマイチだったのでドラムに変化を加えて変えてみたんです。

すると劇的に曲調が変化し納得いくものになりました。

それと同時にあることに気づいたんです。それは

「問題の原因はたったひとつの小さな要素だったりする」ということです。

そして水泳にもそれを反映させました。

何か細かい部分に特化して修正するだけで変化が起きるかもしれないと思い、それまでがむしゃらに練習に臨んでた日々を見直し、短水路の試合が控えていたこともあったので、ターン局面の技術だけに集中して数週間取り組みました。

するとそのおかげでターン浮き上がりの初速が向上し、自然にスピードに乗れるようになったため、ストローク調(1ストロークあたりでどれだけ進むか)が改善しました。

そして12月のウィンターカップという試合で大学水泳初のベストを出すことができたのです。

以上のような経験も踏まえて今回は「趣味を持つことの重要性」についてお話ししました。

これからは夏のシーズンが近づきますので、緊張感も増してきますね。

だからこそ自分を俯瞰的に分析する手段として、趣味を活用してみてください!!

浅野

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