こんにちは。
水泳個人レッスンKN Swim Lab西川です。
3月11日(土)、土曜日だというのに休みをいただき新川河川敷で開催された赤羽マラソン10kmの部に出場してきました。
今回は出場を決めた理由から酷い結果まで一部始終を書いてみたいと思います。
出場を決めた理由
ま〜、いつも通り突然出場を決めました。
50近いおっさんがいきなりマラソンなんか始めたらちょっと面白いだろ⁉︎なんて思ったのもあるんですが。
新たなことに挑戦
出場を決めたのは元旦。
2022年の年末から、来年はなにか新しいことに挑戦しようなんて考えてました。
そこで候補に上がったのが、トライアスロン。
流水プール、プールの家でのレッスンも増えトライアスリートのレッスンを担当させていただくことも増えたんですね。
それとジュニアのトライアスロンで日本トップクラスの選手たちの水泳のお手伝いも何年もしてきたんです。
トライアスロン挑戦…
いや、ちょっとハードルが高いなってことで、まずはランってことになったんです。
そこにちょっとした罰ゲームも加わり即エントリー。
10km走れるコンディション
それと自分自身のコンディションについて考えていました。
去年11月、久しぶりの扁桃炎で5日間休みをいただきました。
このご時世、よく耳にするのが「免疫力」。
免疫力を上げる飲料なんかもよく見かけるようになった。
そう言ったものもいろいろ試してみましたが、いやなんか根本的なところからやらなきゃダメでしょ!なんて思い、自分自身のコンディションを上げないといけないなと。
最近は暖かくなりバイクでの移動も楽になってきたのですが、先月までは2時間近くバイクで移動して3時間、4時間連続で入水なんてこともありました。
体が冷え切った状態で水の中に4時間はなかなかハード。
でも、そんなこと言ってられないでしょ。
それだけレッスンを受けたいと思ってくださる方がいるんだから。
体がキツいから無理ですなんて言ったら、じゃあその仕事やめた方がいいですね。
ってなっちゃう。
どんな状況にも耐えられる体づくりをしないといけないな、なんて思ったのも理由のひとつですね。
そこで、いつでも10km走れるようなコンディションでいれば、強い体になれるのではないかと。またこれ、アホでしょ!
苦手なら100回やれって考えが未だ残ってるので。
さすがに100kmとはいかなかったけど、5kmじゃなく10kmの方が強いだろって。
公私混同
もうひとつ!
先日、このブログでアンケートを取ったのですが、レースペースについてのアドバイスを求めている方が多いことに気づきました。(アンケート結果はこちら)
そこで、泳ぐだけではなく走ることでもレースペースの勉強ができるのではないかと思ったんです。それと生理学的な勉強も含めて。
つまり完全に公私混同ってことね。
出場までにやったこと
じゃ、出場までにやったことをまとめてみます。
トレッドミル
まずはジムでのランニング。
これは天候に左右されることなくできるのと、クッションがあるから走りやすい。
さらに簡単にデータも取れるし、自分が走っている速度やペースも常に確認できるのがいいところ。まあ、ここに関してはGPS機能のついた時計があれば大丈夫なんだけど。
トレッドミルの難点としては自然と足が後方に送られていくから、どうしても強度が下がるような気がするところです。
そこに関しては傾斜をつけるなどして工夫してみました。
最近のトレッドミルはテレビを見れるだけじゃなく、YouTubeなんかも見れちゃうのでゆっくりウォーキングでも飽きが来ないので、この点はおすすめかな。
河川敷ラン
自宅近くの河川敷はすべてが整備されてるわけではなく、途中一般道に出たりでどうしても信号に捕まっちゃう。それとスカイツリーの下も走るので、たくさん人がいるところをゼーゼーハーハー言うのが恥ずかしい。サッと走れればいいのだが、半分死にそうなおじさんが走ってきたら、せっかくの観光も台無しでしょ。
ってことで、少し離れた旧中川の河川敷までバイクでいき、そこを走る感じでした。
旧中川は往復で5kmほどは信号なしで続けて走れるのがいい。
ちょっと暗いので、女性ひとりは怖いかも。
旧中川では、5kmランやインターバルランもたまにやったかな。
そうそう、1回だけ長く走ろうと思い16kmほど走りました。
自宅から隅田川テラスまで行き、そこから北上。
台東区のリバーサイドスポーツセンターを超えて荒川区まで行って帰ってくるコース。
ちなみの外を走るときはApple Watchのナイキランアプリで。
ランナーの皆さんはGarminが主流みたいですが、自分は今のところApple Watchで充分といったところです。
酒量減
酒だよ酒!
これ、大会前の2週間ぐらいは抑えたかな。
って言っても週2回は飲んでたし、大会の3日前は同窓会でへべれけだったしね。
さすがに大会前日は飲まなかったけど、2日前も飲んでたな。
この辺をもう少し減らせれば結果も少しよかったのかも知れいないけど、そんなのオレがやることじゃないでしょ。って、ひとり呟きながら酒を飲んでましたよ。
それでも減らしたことは減らしたから、自分で自分を褒めてやりたいわけ。
大会当日
はい、いよいよ当日です。
軽くビビっておりました。
前日、ビビりからなかなか寝付けず、寝たかと思いきや何度も目が覚める。
3:00ぐらいに起きたときは、もう酒飲んじまおうか!なんて本気で思ったよね。
それでもベッドでグダグダやって7:00起床。
朝食から会場へ
写真撮り忘れたけど、朝食は温かいうどんとおにぎり。
糖質しっかり摂ってくよって。
それと、速攻元気のゼリー。
これは前日2つ買っておいたので、朝食時と7レース前に。
ちょっと待って、レースとか大会とか言っちゃてる自分がお恥ずかしい。
まあいっか。
水分もしっかり摂って、赤羽岩淵までは電車で。
大会が終わったら即酒を飲みに行きたかったもんで、電車ってわけ。
で、なんも調べてないから赤羽岩淵からはランナーっぽい人について行く作戦。
大抵のイベントはこれで着くでしょ。
なにやら見覚えのある景色。
あ、これ、橋渡ったら川口じゃん。仕事で週に3回は通ってる道路。
これで、なんか安心しちゃったよね。
ウォーミングアップ
受付でゼッケンをもらい、Tシャツに。
周りを見ればアップしてる人ばかり。
どこでなにをしたらいいかわからないので、ひとまずトイレまで走る。
で、小便して軽くストレッチして終わり。
正直、全力で走る場面はないからこれで大丈夫だろって。
あ、そうだ芝生の上で訳のわからない体操も。これ、手足の血液が全身に戻ってくる感じが気持ちいいんです。
スタート
北区赤羽マラソンは5km、10km、20km、30kmと分かれており、自分は10km。
もうここまで来ると、完走すりゃいいやって気分になり緊張はなし。ただ、いつも通り、ビビリはMAX。
スタート位置に並ぶときは最後尾から。
当たり前でしょ。
自分みたいのが前にいたら、ただの進路妨害になっちまう。
前半戦
前半はゆっくり走っている人の集団に入り、トコトコ。
1kmを通過したあたりでApple Watchを確認すると、ジャスト1kmを6分ペース。
おっせーって思ったでしょ⁉︎
いや、自分1人で走ったときは1km8分がやっと。
これヤバイな…
で、2km過ぎても3km過ぎてもジャスト6分。
どうやら前を走っていた女性が6分ペースを確実に刻んでいた模様。
これ、大ベストだな!
なんて思ってた矢先…
後半戦
5km過ぎたあたりから急に足が動かなくなる。
Apple Watchを確認したところ、6分5秒。
ちょっとスピード上げてみよう。
で、また確認。6分10秒。
自分ではペースを上げているつもりがどんどん落ちてる。
オレもここまでか。なんて思いながら、あとはひたすら歩かないことだけに集中。
気づけばスタートに周りにいた人はひとりもいない。
で、なんとか歩かずゴール。
結果
種目 | クオーター |
タイム | 内緒 |
1kmペース | 内緒 |
総合順位 | 81位 / 100人中 |
男女別順位 | 66位 / 77人中 |
年代別順位 | 7位 / 10人中 |
見よ!この恥ずかしい結果を。
しかし、いいのである。今回は歩かずに走り切ることが目標だったんだから。
って言っとけばかっこいいでしょ。
感想
いや、楽しかったよ。
走り終わったあとはね。
これ、仕事でも思うんだけど、走ってる最中(仕事中)はぜんぜん楽しくない。景色を見る余裕もないし、ただただキツいだけ。
ただ、走り終わったあと、あっ!けっこう楽しかったな。って。
仕事でも一緒で、仕事中、この子面白いなとか面白い考え方してるなとか。あとはこんなドリルやったら面白いんじゃないか、楽しんでくれるんじゃないかって感じで、面白いって感情と楽しませたいって感情は常に持ってるけど、自分自身が楽しむことはない。
自分の表情を見て楽しそうって言ってくれる方もいるけど、それは表情だけで感情はまた別。
走り終わったあと、これをものすごく感じたね。
2週間前、こんな練習しておけばよかったんじゃないかとか、次までにはこう言うことやってみようとか。この時点で次もマラソン大会に出てみようって気持ちになっちゃってるのがすごいことだよね。
仕事でも子どもたちをはじめ、すべてのお客様にこんな感情にさせてあげればいいんだと。
こんな記録で言うのもなんだけど、マラソンも仕事も甘くないわって話。
やってる最中に楽しいはないけど、終わったとき楽しかったってなったら最高かなと。
こんなことに気づいたので、今回のマラソン大会出場は大成功。
今後は…
いや〜、別に長く続けるつもりはないし、気が向いたときになんて思ってたんだけど、子どもたちからの「続けろ!」の声と、なにより終わったあとの達成感、もっとこうしたら面白いんじゃないかという感情が湧いてきたことから、もう少し続けてみます。
ひとまず今年、もう2回ぐらいエントリーしようかな。
でね、距離は長くしない。
フルマラソン完走とか今はまったく魅力を感じることはなく、10kmのタイムを以下に縮めていくか、それをやるにはなにが必要なのかって言うことを自分の体で試すことが楽しみ。
つーわけで、もうちょっと走ってみますよ。
もちろん、これは自分のコンディションを上げることと仕事での勉強も兼ねてね。
〜合わせて読みたい記事〜
■トレーニング日誌
■【休養】オレ流リカバリー