こんにちは、KN Swim Labの浅野です。
気づいたらもう12月。
あっという間に今年も1ヶ月を切ってしまいました。
最近はレッスンを除くと、毎日パソコンに張り付いてAIの力を借りながらプログラミングとかなんやらを作業する日々を送っていまして、この間は夜に後1時間だけ作業しようと思って続けていたら朝の6時になっていました。
そしてそのまますき家の朝定食食べてしまいました。
インスタとかブログで、ジュニアスイマーはとにかく寝ないとダメですよー!!って言ってるのに、自分がそれをできていないようではダメですね笑
さて、今日は言葉や表現に関しての価値観について少し書きます。
そして今回取り上げる言葉はズバリ
「楽しむ」
です。
それではいってみましょう。
【”楽しむ”事は大事だよ】
まず、大前提として僕は何事も楽しむ事が重要であると考えています。
特に水泳、つまりスポーツではかなり重要であると思ってます。
例えば、研究でも明らかになってるのは負の感情(ストレス)の度合いを調査するアンケートを被験者に答えてもらい、その後同じトレーニングを積み、パフォーマンスの比較を行ったところ、ストレスの度合いが高かった被験者はトレーニング結果に対してパフォーマンスの結果が上がりにくかったそうです。
(これは僕が大学で読んだ論文なのですが、タイトルを忘れてしまい今回その論文を探せなかったので見つけ次第追記します)
つまり試合等でのパフォーマンス向上に向けてもトレーニングの段階で楽しむ(=精神的なストレスを作らない)事は大事なんです。
まあでも、考えてみるとそうですよね。
・毎日ポジティブに練習に取り組んでる選手
・嫌々練習に来てとりあえず取り組む選手
がいた時、”どちらが大会で良い結果が出そうか”という問いに対して前者を挙げる人が多いと思います。
もちろん、実際はその他の要素が複合的に絡み合いますが、、
なので、抽象的になりますが、基本的に楽しむ事は大事です。
ただ”仕事”という面ではどうでしょう。
ここからが言葉や表現に対する価値観の部分になります。
【仕事は”楽しむ”べきなのか?】
仕事ではどうでしょうか。
まず、結論から言うと僕は楽しむことが大事だと思います。
ただここから色々補足していきます。
まず、僕自身の話をすると、僕はやりたい事しかできない人間でした。
ていうか、今もそうです。
ただ大学時代にやりたくないこともやらなきゃいけねえよって事を(やっと)学んだので勿論それも理解はしてます。
ただ、ここでいうやりたい事とは言い換えれば楽しめる事です。
「楽しめない仕事なんてやってもだめだよ〜」
ってスティーブジョブスも言ってました(だいぶ自分に都合よく湾曲して表現してますのでしっかり調べてください)
だから何もかも仕事に関しても楽しみながら取り組んでいます。
ただ、これだけだとだいぶ誤解を招くと思うのでさらに補足します。
そのために、ここで”楽しむ”という言葉の自分なりの価値観に関して考えるきっかけになった、西川コーチとのエピソードを挙げたいと思います。
僕がKN Swim Labでレッスンをやり始めた頃、今年の5月頃ですかね。
初回のレッスンを終え、西川コーチとご飯に行った際「レッスンどうだった?」と聞かれたんです。
僕自身レッスン内容についての問いかと思い、あれこれ答えたのですが、それに対して「ケン的にはやってみてなにか感じた事はある?」的な事をさらに聞かれました。
それに対して僕は答えに迷ったのですが、実際レッスンに緊張したのもあって「緊張しました」と答えたわけなんです。
すると
「よかった。それでいい。”楽しかった”とかじゃなくてよかった(笑)」
と西川コーチは言ったんです。
実際その時のコーチの意図と理解していますし、おそらく僕も同じ意見だと思います。
ただその時思ったこととして、「楽しかった」ではだめなのかなとも思った訳です。
でも確かによくよく考えてみたら、レッスンを楽しんでるコーチって、真剣に取り組んでるの?とも思われかねないですよね。
ただとにかくこの何気ない会話はぼくにとっては「楽しむ」という言葉そのものの考え方についてあれこれ思うきっかけになりました。
そして、そのあと僕は「楽しむ」という言葉を自分なりにこのように定義した訳なんです。
それは
自分自身の能力、知識と経験を最大限発揮して取り組むこと
です。
ただワクワクするとか、明るい気持ちになるとかそういうことではなくて、自分の能力、知識、経験を最大限発揮できる行動を起こす事こそ、楽しむという事だなと。
それはこれまでの人生で自分自身が楽しめたこと、楽しめなかったことを比較してみても感じた事でした。
だからこそ、一般的には「楽しむ」という言葉は、ポジティブにも聞こえますが楽観的すぎるように受け取られかねない表現だと思いますが、それを理解した上で、誤解を恐れずに僕は自分が取り組むあらゆる物事に対して楽しんで取り組もうと思います。[
【自分なりの言葉の解釈を持っていい、でも大事なのは、、、】
そして最後になりますが、言葉や表現の解釈というのは十人十色であっていいと思ってます。
逆にそういう認識でないと何かと誤解を招くのではないかと思うのです。
たとえばジュニアスイマーの日常の中で例を挙げると、
コーチから練習中に「もっと追い込め」という言葉をかけられたとします。
この場合、コーチとしては「よくやっているがお前ならまだいける、だからもっと頑張れ」という意図で「追い込め」という言葉をかけていたとしても、選手からすればそれを理解できる可能性もあれば、「いい練習ができていなかったのかな」とネガティブな意味合いで受け取ってしまう可能性がありますよね。
それこそ、さっきの僕の「楽しむ」に関してももし僕がスイミングチームのコーチで、「楽しんで行こう」という声かけをしたとして、少し甘やかされているように感じる選手が出てくる可能性もあります。
だからこそ、言葉や表現の解釈について僕が思う大事なこととしては
・解釈の仕方は人それぞれでいい
・ただ、誤解を招かないためにも特定の関係性を持った相手に対しては相手の言葉への解釈も理解しよう
ということです。
もちろん例に挙げたような選手とコーチという関係性においてもそれは大事ですし、チームメイト、家族、恋人との関係でもそれは大事かもしれません。
真面目なお話でしたっ
それではまた次回!