こんにちは。
水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。
本日7投稿目。テーマは「Q&A」今まで実際に選手や親御さんから頂いたご質問を紹介してみたいと思います。
早速行ってみましょう!
中学生男子からの質問 |
僕はキックが遅です。どうしたら速くなれるか、足に筋肉がないからなのか??どんな風にトレーニングしたらいいのか。 足の入れ替えを素早く、テンポを上げることで速くなるの? |
これはバタ足の質問だね。
前にも少し書いたのですが、板キックという競技はないですよね。もちろん、板キックが速くないと周りに置いていかれる、追いつかれるなどプレッシャーもかかると思います。
で、この質問のいいところは疑問に思っていることを具体的に挙げてくれているところ。これは答えやすい。
まずはひとつめの疑問「足に筋肉がないからなのか?」
これに関しては1回1回のバタ足に対する筋力は中学生のスイマーなら、まず問題ないと思います。ただ、そのキックを動かし続ける筋持久力は必要だね。
じゃ、この筋持久力をつけるにはどうしたらいいか。
まずはダウンビートにおいて、しっかり膝を伸ばし切ること。これ意外とできていない選手が多いです。
ダウンビートでしっかりと蹴り切ると、今までよりもきつくなるのは想像できるかな?
このきついキックでテンポを上げる、さらにそれを蹴り続けないと筋持久力はつかないんだね。つまり、本数を重ねてキツくなったところでいつもの小さなキックに戻したり、テンポを落としてしまうと、筋持久力はなかなかつかない。
だからこのキックに関しては陸トレよりも実際の板キックをどこまで手を抜かずにやるかってことが大事なんじゃないかな。
次に、「足の入れ替えを素早く、テンポを上げることで速くなるの?」という疑問。
板キックであれば、回転数だけである程度は速くなる。ただ、「蹴り切れ!」という記事で書いたように、スイム動作中は1ストロークサイクル中にキックは多くても6回(まれに8回)しか蹴れない。
だったら、回転数を上げることよりもひとつひとつのキックの質を上げていくことが重要だよね。
さっきも書いたけど、板キックの練習中にしっかりと膝を伸ばし切る。その質のいいキックで回転数を上げる、さにそれをキツくなった時も継続する。
近道とは言えないけど、これがやっぱり1番の方法だと思うよ。
はい、今回は中学生男子からの質問に答えてみました。ちょうど先日「蹴り切れ!」という記事で同じような内容を書いてますので、そちらも参考にしてみて。
地道だけど、頑張れよ!
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