おはようございます。
水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。
毎週火曜日のテーマは【休養小話】
今回はお風呂に入るタイミングについてです。
先日、ある選手に聞いてみました。
「練習終わるの遅いだろ?家帰ってから湯船に浸かるの?それともシャワーだけ?」
正直なところ、疲れすぎてシャワーだけで済ませることが多いとのことでした。それよりも早く寝たいと。
いやいや、湯船に浸かって疲れとってからじゃないと!
なんて思いました?
これ、この選手がやってることが正解なんです。
シャワーか入浴か
シャワー
シャワーだけでも長く当たっていればけっこう温まったような感じになりますよね。
実はシャワーだけだと、体の芯まで温まってないことが多いんです。深部体温ってやつですね。シャワーだけどと深部体温ではなく表面体温だけが上がりやすい。
やっぱ、湯船に浸からなきゃダメじゃん!
って思いましたね。
続をどうぞ
入浴
上で書きましたが、湯船に浸かることで表面体温だけでなく、体の芯、そう深部体温が上がります。
うちの母ちゃんも「芯まで温まれ!」ってよく言ってたけど、絶対意味わかってなかっただろうな。
やっぱ、湯船に浸かった方がいいじゃん!
って思いましたね。
続きをどうぞ
(言い回しがくどい)
眠くなるタイミング
お風呂やシャワーから上がった直後ってそんなに眠いって感覚はないと思うのですが、みなさんどうでしょう?少なくとも自分は睡眠欲よりもビール欲が圧勝。
湯船に浸かると深部体温が上昇する。この深部体温が上がって下がったタイミングで眠くなってくるんです。
40℃の湯船に15分浸かった場合、深部体温が下がるのに90分かかると言われています。
なので入浴後90分経ってから布団に入ると睡眠の質が上がるってことなんですね。
逆に言うと、もう早く寝たいってときはシャワーをさっと浴びた方が、すぐに質のいい睡眠に入れるってこと。翌日早いときや、すぐにでも寝たいときなんかはシャワーの方がいいってことになるんです。
入浴で疲労回復ももちろん図れますが、やっぱり質のいい睡眠による疲労回復に優るものはないと。
まとめ
こんな感じ。
なので、最初にお話した選手が知らず知らずに取っていた行動は正解ってことですね。
「お前、それ正しいよ!」
って言ったところびっくりしてました。
「疲れてても、しっかり入浴してから寝ろ!って言われると思ってました」って。
練習もトレーニングも一緒だけど、疲労回復においても1つの方法だけが正解じゃないっていい例になりましたね。
ってお話。
今日も1日がんばりましょう