こんにちは。
水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。
2022年水泳ジャパンオープン、12月1日から東京辰巳国際水泳場で開催されていますね。
普段見させていただいている選手も2名ほど出場。
今回は12月2日(2日目)の競技結果と日本記録との比較をお伝えします。
男子1500m自由形
男子1500m自由形結果
1位 竹田 渉瑚 オーエンス
15:04.21
2位 井本 一輝 イトマン東京/中央大学
15:06.19
3位 尾﨑 健太 セントラルスポーツ 99
15:20.28
4位 古畑 海生 イトマン東京/佐藤製薬
15:21.71
5位 中山 響 パルワカヤマ
15:21.73
6位 吉田 惇哉 自衛隊
15:22.13
7位 今福 和志 枚方SS牧野
15:27.97
8位 平井 彬嗣 郵船ロジスティクス
15:40.53
日本記録との比較
男子1500m自由形の日本記録は2014年のジャパンオープンで山本耕平選手が記録した14:54.80。こちらも古い記録で8年間更新されていませんね。
今回は竹田渉瑚選手の15:04.21で+9.41秒。今回のジャパンオープンでは14分台がひとりもいないと言う、ちょっと寂しい結果になりましたね。
女子50m平泳ぎ
女子50m平泳ぎ結果
1位 鈴木 聡美 ミキハウス
30.97
2位 青木玲緒樹 ミズノ
31.20
3位 斎藤 千紘 セントラル目黒 /早稲田大学
31.35
4位 宮坂 倖乃 コナミスポーツ /明治大学
31.39
5位 吉田 杏子 中京大学 /ダンロップSC
31.44
6位 牧野 紘子 あいおいニッセイ/東京ドームS
31.57
6位 髙﨑 有紀 ダッシュ新潟
31.57
8位 星 萌々花 ルネサンス /日本大学
31.97
日本記録との比較
女子50m自由形の日本記録は青木玲緒樹選手が今年3月の代表選考会で記録した30.27。
今回優勝は、その青木選手を抑えてベテラン鈴木聡美選手で+0.7秒の30.97。これはすごい!ベテラン健在ですね。色々な大会で上位に名前が上がるところは見ていましたが日本記録+0.7秒は立派ですね。まだまだ頑張ってほしいですね。
男子50m平泳ぎ
男子50m平泳ぎ結果
1位 山本 聖蓮 中央大学
27.52
2位 渡辺 隼斗 自衛隊
27.59
3位 平井 佑典 関西学院大学
27.61
4位 山中 祥輝 東亞 /NSP
27.65
5位 谷口 卓 中京大学
27.75
6位 高田 大志 白寿 /近大クラブ
27.76
7位 日本 雄也 アクアティック /近大クラブ
27.81
8位 新山 政樹 自衛隊
27.90
日本記録との比較
男子50m平泳ぎの日本記録は小関也朱篤選手が持つ26.94。今回優勝の山本聖蓮選手の記録は27.52で+0.58秒。
こちらも好タイムですね。山本選手はまだ大学生ということもあり、今後に期待ですね。
女子400m個人メドレー
女子400m個人メドレー結果
1位 成田 実生 金町SC
4:37.32
2位 谷川亜華葉 イトマン近大
4:40.00
3位 梶本 一花 枚方SS /同志社大学
4:42.34
4位 小堀 倭加 セントラル戸塚 /日本大学
4:43.32
5位 鈴木 彩心 豊川高校
4:43.34
6位 佐藤 梨央 東京SC /青山学院大学
4:45.18
7位 杉山 樺音 神奈川大学
4:48.04
8位 中嶋 碧 ナントSC
4:48.36
日本記録との比較
女子400m個人メドレーの日本記録は2018年の日本選手権で大橋悠依選手が記録した4:30.82。
今回優勝の高校1年生、成田実生選手は4:37.32の+6.5秒。6.5秒といっても、伸び盛りの高校1年生。成田選手は小学生のころから辰巳でのレースを見る機会があったのですが、ここまで来るとはびっくりです。今後、日本の女子個人メドレーを引っ張って行くことは間違えなさそうですね。
女子200m自由形
女子200m自由形結果
1位 白井 璃緒 ミズノ
1:57.85
2位 池本 凪沙 イトマン東京/中央大学
1:58.34
3位 増田 葵 菅公学生服 /近大クラブ
1:59.51
4位 五十嵐千尋 T&G
1:59.54
5位 Lucy Dring AUS
1:59.82
6位 難波 実夢 JSS /近畿大学
1:59.91
7位 川口 茉美 神奈川大学 /ルネサンス港南中
2:00.89
8位 今井 美祈 中京大学
2:01.34
日本記録との比較
女子200m自由形の日本記録は池江璃花子選手が持つ、1:54.85。
今回優勝の白井璃緒選手は1:57.85で+3.0秒。この種目は池江選手の体調次第というところもあるのかと思いますが、池本選手や五十嵐選手と言った名前が常に上位にありますね。今回はその上位常連選手の中のひとりである白井選手が優勝でした。
男子200m自由形
男子200m自由形結果
1位 松元 克央 ミツウロコ /三菱養和SS
1:46.44
2位 本多 灯 日本大学
1:47.43
3位 眞野 秀成 セントラルスポーツ /日本大学
1:47.79
4位 Kai Taylor AUS
1:47.83
5位 柳本幸之介 日本大学
1:48.98
6位 川田 大夢 自衛隊
1:49.98
7位 渡邊 天馬 イトマン近大
1:51.03
8位 Joshua Staples AUS
1:51.92
日本記録との比較
男子200m自由形の日本記録は去年の日本選手権で松元克央選手が記録した1:44.65。今回の優勝も松元選手で1:46.44で+1.79秒。自身の持つ記録には及びませんでした。
女子100m背泳ぎ
女子100m背泳ぎ結果
1位 白井 璃緒 ミズノ
59.98
2位 秀野 由光 神奈川大学
1:01.02
3位 山本 千晶 ダンロップSC/日大藤沢高校
1:01.09
4位 Hannah F AUS
1:01.34
5位 Jaclyn Barclay AUS
1:01.45
6位 長岡 愛海 山形DC
1:01.85
7位 水野 柚希 スウィン大教/栄東高校
1:01.90
8位 高橋 美紀 林テレンプ
1:02.00
日本記録との比較
女子100m背泳ぎの日本記録は2013年に寺川綾選手が記録した58.70。今回優勝の白井璃緒選手は59.98の+1.28。白井選手も東京オリンピックの日本代表だけに調子を上げてくれば、今後更新の可能性も大ですね。
男子100m背泳ぎ
男子100m背泳ぎ結果
1位 栁川 大樹 SPホウトク金沢/明治大学
54.68
2位 松本 周也 中京大学 /伊東SS
54.87
3位 川端 陸椰 東洋大学
55.21
4位 井野 竜佳 GLOBAL UNION/近大クラブ
55.32
5位 内藤 良太 八洲電業社 /スウィン大宮
55.39
6位 竹原 秀一 はるおか赤間/東福岡高校
55.40
7位 江戸 勇馬 菱信工業 /TEAM TYR
55.41
8位 三浦 玲央 筑波大学
55.49
日本記録と比較
男子100m背泳ぎの日本記録は2009年に入江陵介選手が記録した52.24。今回優勝の栁川大樹選手は54.68の+2.44。この記録も2009年と古い記録ですが、入江選手の凄さがわかりますね。
まとめ
はい、今回は2022年12月2日に開催された水泳ジャパンオープン2日目の結果と日本記録との比較でした。
次回は3日目ですね!