こんにちは。
水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。
本日2回目の投稿はグリコーゲンローディング(カーボローディング)について。
まずグリコーゲンとは何か。
筋肉に蓄えられる糖の一種で、筋肉の収縮のためのエネルギー源となる。
簡単ですがこんな感じです。
運動時のグリコーゲン不足はパフォーマンスの低下を招くのは想像できるかと思います。ただ、エネルギー源である糖質は一定量までしか体内に蓄えておくことができないんです。
そこで試合に合わせて限界まで糖質の量を高めておこうというのがグリコーゲンローディングという方法です。このグリコーゲンローディングが特に有効とされるのが持久系の競技。水泳で言えば800m,1500mにあたりますね。
エネルギーを消費し続ける持久系の競技では、筋肉や肝臓に蓄えたグリコーゲンを使って動き続けるので、グリコーゲンを溜め込んでおこうという話です。
試合の4~5日前から練習量を減らしていき、運動量を少なくしていきます。この時期に合わせて全食事で摂る総エネルギーの糖質量を増やしていきます。
具体的には総エネルギーの70%程度を糖質から摂るようにします。
このとき、糖質も偏らないようにご飯、穀類、芋類、果物などを組み合わせることが重要。
これで試合の日に合わせてグリコーゲンを充電していきます。
ジュニアの選手はここまでする必要はないと思いますが、高校生大学生の選手でロングの選手は一度小さな大会で試してみるといいかと思います。
いきなり目標にしていた大きな大会などではなく、小さな大会や記録会などで。
2~3度試して、上手く行けば採用という感じがいいですね。
また、もっと小さな小中学生の選手は、普段の食事が充実していれば、それを続けることが一番ですよ。
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