こんにちは。
水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。
この記事は2021年9月23日に書いたものをリメイクしたものです。
テーマは「水泳小話」バタ足について書いてみたいと思います。
レッスン中、たまにキックでどこが疲れる?なんて質問をすることがあります。大抵は太ももの前(大腿直筋)って答えが多いですね。それと裏側(ハムストリングス)と答える選手もしばしば。
太ももの前の筋肉は膝を伸ばすのに使われる筋肉。だから疲れて正解ですよね。
反対に裏側の筋肉は膝を曲げるのに使われる筋肉。こちらは前側に比べて負担は少ないのでがやはり使っているから疲れてOK。
ですが、意識してほしいのはこの太ももではないんですよね。
よくキックは足の付け根から〜!
なんて言われると思います。
そう、その通りですね。
その付け根の意識なんですが、自分は付け根から動かそうと意識すると、逆に付け根が力んで上手く動かないように感じるんです。これは選手にもよく聞いているのですが同じ答えが返ってくることが多いですね。
そこで考えたドリルが足の付け根を緩めるドリル。
そのドリルの後に板キック⇨スイムという順番で進めていくとしなやかなキックになっていくのがよくわかります。もちろん、1回や2回やったところで上手く行くわけではないのですが。
で、この付け根が緩んで動き始めると、太もも以外のところが疲れてくる。
表側ですとインナーマッスルである腸腰筋など。
裏側だと、太ももの裏だけでなくお尻の大臀筋や小臀筋など。
キックの練習をしていてこの辺りが疲れてくるといいですね。また、キックの練習中にその辺りを常に意識しておくことも重要です。
ただし、そこを動かそうと意識しすぎると逆に力むので、あ、なんとなくここ動いてるな〜って意識を持ってあげるといい。
このあたりが使えてくると、キックの音も乾いた音から鈍い音に変化してくることが多いですね。
はい、というわけで今回の水泳小話はバタ足についてでした。
何事も試してみるのが一番。ぜひやってみてください!
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