水圧がもたらす健康効果

こんにちは。

水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。

今回も水の4大特性について。今日は水圧です。

水圧、これなかなかすごい効果があるんです。

まずは呼吸のお話。

1.呼吸筋が鍛えられる

肩まで水に浸かると、横隔膜が上下どうする腹式呼吸になりやすいんです。意識的に深い呼吸をするようになるので、呼吸に関する筋肉が鍛えられるんです。

よく、喘息だったけど水泳を始めたら改善したなんて話を聞きますよね。

これも、この水圧の影響だと考えられます。すごくいいのは、自分で一生懸命鍛えるというのではなく、水の中に入っていれば自然と鍛えられるって点ですよね。

2.血流が良くなる

水圧って深くなるほど高くなるのは皆さんご存知ですよね？

プールの中に立つと、上半身より下半身に強い圧がかかるってことです。下半身が強く締めつけらるので、下半身に滞っている血液が心臓に戻るのを促す効果があると言われています。

血流が改善されると冷え性などの予防も期待できすね。なので、冷え性で悩む方には水中ウォーキングなどのアクアエクササイズもオススメです！

3.コルセット効果

陸上にいるときよりも水圧によって体全体が締め付けられているので、天然のコルセットのような働きがあります。

これにより陸上では痛かった腰が水中では痛みがないということもよくあります。

また、前回書いた浮力も相まって膝や腰への負担が減るので、関節痛などをお持ちの方はやはり水中運動、エクササイズがオススメですね。

ただし、やはり何事もやりすぎはよくなく、水中に長時間いると水温による体温低下なども考えられるので、時間や強度には注意しましょうね。

自分自身、最近腰や首を痛め、25m泳ぎ50m水中ウォーキングやストレッチということを繰り返した翌日は腰の痛みも軽減され、体が軽くなるのをしっかり実感しています。

ただ、自分の場合、ある程度ですが水中でのエクササイズも学んできたのでやってはいけない動作などを把握しています。

痛みがひどい場合はやはり整形外科⇨治療院という感じで、痛みが和らいで専門家のGOサインが出てからプールという順番がいいかと思います。

というわけで今日は水圧がもたらす健康効果のお話でした。

なんかおもしろエピソードがあればよかったのですが…

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