こんばんは。
水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。
さて、前回で【栄養小話】10記事達成したため、今回から次のテーマ【水泳小話】に移りたいと思います。
この水泳小話というテーマですが、まずは競泳のことよりも水中、水にはどんな健康効果があるのかとかそんな話で進めていきたいと思います。
夏が終わり、プールも空き始める。
水泳や水中運動を始めるにはこれからの方が適している季節と言えますからね。
それでは早速。
今回は水がもたらす健康効果で「水の4つの特性」について。これは指導者になるときにまず初めに教わることで、皆さんも知っておいて損のないことだと思います。
水の4大特性
1.浮力
2.水圧
3.水温
4.水抵抗
今回は1番の浮力について書いてみたいと思います。
浮力はほとんどの方が感じたことがあると思います。水中に入るとフワフワして安定しない感じ。あれが浮力の影響ですね。
肩まで水中に沈んだ姿勢で立つと、水中での体重は陸上の1/10程度に減少します。
重心もお腹から背中へと移動。水中では無重力に近い状態になるので不安定になるんですね。
では、この浮力がもたらす健康効果を紹介してみます。
水深にもより変わるのですが、水中では陸上よりも体重が軽くなります。
ということは、膝や腰への負担が少なくなりますね。腰痛や膝痛がある人にはリハビリにもってこいです。ここに他の3つの特性も相まって関節症の人にとって水中は楽な環境になると言っていいと思います。
実際に整形外科や治療院でもリハビリとして水中ウォーキングなどを勧めるところも多いですよね。
もうひとつ。
肺にしっかり空気を入れておけば、仰向きで浮くことができます。ただ、この場合、筋肉が多い下半身から徐々に沈んでしまうのは想像できるかと思います。
そこでこんなアイテム見たことありませんか?
アクアヌードル。
これを脇の下や膝の裏側に入れて仰向きでプカプカ浮く。
もちろん、一般のコースではできないのですが、これを使ったリラックス系のプログラムもフィットネスクラブなどではありますね。自分も実際に担当していましたが、本当に寝てしまう方もいるぐらいリラックスできるんです。
このように水中でできることは水泳だけでなく、水中ウォーキングやアクアビクスなど水の4大特性を利用した様々なプログラムがあります。
プールに行きたいけど、顔を水につけるのはちょっと…
という方も多いかと思います。
そう言った方は水中ウォーキングやアクアビクスなどから始めてみるのもいいと思いますよ。
とうことで、今回は水の4大特性のひとつである「浮力」についてでした。
次回は「水圧」についてお話してみます。
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