こんにちは。
水泳個人レッスンKN Swim Lab西川です。
今回は水泳のお話。
以前、InstagramやYouTubeでもお話した、「バタ足の回転数を上げるには」
これをブログでも書いてみようと思います。
質のいいキックはもちろん大事。
それはまたの機会に書くとして、今回は回転数を上げるにはってお話になります。
こんな人におすすめ
まずはキックの回転数を上げなきゃいけない人はどんな人か。
これ、すごく多いんだけど、クロールで呼吸をしたときにキックが止まっちゃう人ね。
回転数を上げて止まりにくくしよう。
他にもクロールの最中に蹴ってるつもりでも4ビートなどになってしまう方など。
これもキックのリズムが遅いのと、途中で止まるのが原因ですよね。
あとは小さなお子様も多いですね。
脚に力が入りにくい。
ここでも回転数を上げることを意識すると改善されることが多いです。
短い距離で練習
まずはビート板を使ったキック。
そう、板キックね。
これを顔を水中に入れた状態で行います。
大事なのはとにかく全力で速く蹴り続けること。
キックの形やフォームはここでは意識しなくてOK。
とにかく速く蹴り続けることが大事。
それも短い距離でいい。
まずは7m
7mって壁蹴ったらすぐでしょ!って思いますよね。
そう、ホントすぐ。
回数にして10回蹴らなくても着いちゃうかも。
キックが苦手でキックの練習が嫌いな子でも7mなら思い切り行けますよね。
これを繰り返すといい。
7m全力で蹴ったら、一度立って歩いて戻る(自由遊泳コース)。
徐々に距離を伸ばす
7m全力で蹴り続けられるようになったら、次は12.5m
12.5m→15m→20m→25m
ひとつずつクリアしていくようなイメージがいい。
休憩時間は長くとる
休憩時間は長く取ることが大事。
ショートサークルでやると、脚が疲れて回転数が落ちちゃいますよね。
この練習ではとにかくキックの回転数を上げることが目的。
その目的だけにフォーカスすることが大事。
ってわけで、1本終わったらしっかり休憩して、できるだけリフレッシュした状態で次のキックに臨むこと。
特にサークルなんかは決めなくていい。
自分でしっかり休んで、「よし、いける!」と思ったら再開だね。
本数は多め
まず7mや12.5mをしっかり蹴り続けられるようになるまでやり続けるぐらいのイメージでいい。
自主練に行ってこの練習メニューだけってわけにはいかないと思う。
それでもその日のメインをこの練習にするなら、しつこくしつこく、時間をかけてやるのがいい。
自分は、この練習だけに30~45分かけることもありますよ。
最低何本とかも決めてない。
12.5mでよ~しだいぶ動くようになったぞ〜ってところで15mに移行。
たまに12.5mだけで終わる日もあるぐらい。
それぐらいしつこくやることも大事だよね。
スイムに反映させる
ただ板キックが速くなっても意味がないよね。
これをクロールのスイム動作に反映させないといけない。
ここでおすすめなのが、蹴伸びバタ足からスイムに移行すること。
これも距離は短めでいい。
よくパーソナルでやってもらってるのは壁を蹴ったらすぐに浮き上がる。
水面で10回素早く蹴伸びバタ足。
そこから8回腕をぶん回す。
このぶん回している間もキックを絶対に止めない。
キック10回、ストローク8回だと20m手前で終わることが多い。
つまりこれも短い距離で休憩と反復数を多めでやるのがおすすめ。
まとめ
1、距離は短くていい
2、しっかり休憩をとる
3、反復回数は多め
4、スイムに反映させる
こんな感じですね。
キックの回転数が上がらなくてお困りの方、ぜひお試しください。
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