こんにちは。
水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。
昨日から春JO始まってますね!
こちらはこの週末もレッスン三昧ですが、各レースの決勝を分析していきますね。
それでは今回は2026年春JO男子200m個人メドレー(10歳以下)決勝を見ていきます。
■結果とラップタイム
順位|バタフライ|背泳ぎ|平泳ぎ|自由形
1位|29.54|35.67|43.07|33.41
2位|30.96|38.12|43.74|32.78
3位|30.96|39.05|42.51|33.37
4位|30.89|38.25|44.96|32.38
5位|31.71|38.60|41.65|33.22
6位|32.07|39.12|44.73|33.32
7位|32.52|38.92|45.18|33.50
8位|32.64|41.03|44.71|35.15
■このレースの結論
以下は優勝した選手のラップライムと種目ごとの順位です。
種目|タイム|順位
バタフライ|29.54|1位
背泳ぎ|35.67|1位
平泳ぎ|43.07|3位
自由形|33.41|4位
今回の10歳以下個人メドレーは男女ともバタフライ、背泳ぎでリードを作り、それを守り切るという展開になりましたね。
前半2種目で圧倒、後半は耐えているのがわかります。
■なぜこの結果になったのか?
① 前半で勝負を決めた
1位 vs 6位
1位の選手:Fly29.54 → Ba35.67
6位の選手:Fly32.07 → Ba39.12
バッタバックが終わったこの時点で約6秒も差をつけています。
ここで完全にレースが決したと言っても過言ではありませんね。
② それでも後半は圧倒していない
1位の選手:平泳ぎ 43.07(3位)
5位の選手:平泳ぎ 41.65(1位)
後半だけならもっと速い選手がいました。
平泳ぎに注目してみると、全体5位の選手の方が1.42秒速いことがわかります。
③ それでも勝てた理由
・前半で大差のリードを奪った
・後半は崩れないレベルでOK
・これで逃げ切り成立
前半の貯金がおおきすぎましたね。これは女子の結果とほぼ同じでした。
④ 後半型の選手はどうだったか?
5位になった選手を見てみると
・平泳ぎ:41.65(全体1位)
・自由形:33.22(上位)
と後半はトップクラスでした。
それでも前半の差の大きさで届かない。
■このレースの本質
この年代のIM=バランスではない
「どこで勝つか」を決めた選手が勝つと言った感じがありますね。
今回は明確に前半型が正解という結果になりました。
■見るべきポイント
このレースを見るときは
・前半(Fly+Ba)で何秒差ついたか
・後半(Br+Fr)で何秒巻き返したか
これで勝敗の構造が見えますね。
■まとめ
今回の男子10歳以下200m個人メドレーは完全に「前半勝負」のレースでした。
優勝選手は
・バタフライ1位
・背泳ぎ1位
で主導権を握り、その時点で約5〜6秒差を作っています。
一方で
・平泳ぎ3位
・自由形4位
と後半は決して圧倒的ではありませんでした。
それでも勝てた理由はシンプルで、前半の貯金が大きすぎたから。
そして、自分のストロングポイントである「前半で使い切る」戦略がハマったレースだったのではないでしょうか。
今回の10歳以下200m個人メドレーを見ると男女とも前半圧倒した選手が勝っていますね。
個人メドレーと言えば、バランスがいい選手が強いとか、中間に当たる背泳ぎ、平泳ぎが強い選手が有利なんてことを耳にしますが、必ずしもそうではないことがわかりました。
それとこれは、年齢にも関係しているのではないかと思います。
10歳以下ですと、前半離されると後半追いつくだけの体力、スタミナが残っていないという可能性も大きいということも考えられます。
実際のレース動画
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