こんにちは。
水泳個人レッスンKN Swim Lab西川です。
最近ホームページをリニュアルしたので、ホームページにある各ページに込めた想いっていうかそんなのを書いていこうと思います。
1回目の今回はやっぱり「コンセプト」ですよね。
では、早速行ってみましょうか。
勝たせること
大きなコンセプトとしてはトップページの一番上に出てくる「すべてのスイマーを勝利に導くために」
これがすべてなんです。
勝利に導くって言うと選手専門で厳しいイメージを持たれるかと思うのですが、ちょっと違うんですね。
勝利のかたち
勝利のかたちってそれぞれ違うと思うんですよ。
選手であっても、ジュニアオリンピックで優勝することが勝利と位置付ける選手もいるだろうし、ジュニアオリンピックに出場するって言う選手もいると思うんです。
それだけじゃない。
25m泳げることが勝利のお子様もいますよね。
つまりKN Swim Labでは「目標達成=勝利」と考えているんです。
勝つためには何回も負けることが必要ですよね。
小さな負けや失敗を繰り返して、最後に大きな勝利を掴み取れば、小さな負けは全消しでしょ。
そんな小さな失敗にお付き合いし、失敗の改善策を提案していく。
それが自分たちの仕事であると考えています。
蹴り切れ
水泳において勝利を掴み取るにはやっぱり、やり切ること。
まずはキック動作に注目。
バタ足は回転数が速い方がいいのはわかりますよね。
でも、膝が曲がったままで足首だけで回転数を上げても1つのキックから生まれる推進力は弱いわけです。
膝が伸び切るまで蹴る。
平泳ぎであれば足をしっかり閉じるところまでがキック。
1つ1つのキックを蹴り切って、そこから回転数を上げて行く。
これは選手であっても初心者の方でも同じことです。
特にこう言った動作は初心者のとき、幼児のときに身につけておくことが大事なんです。
掻き切れ
次にストローク動作のお話。
クロールのプッシュ、バタフライのプッシュで肘が曲がったところで終わってしまい、回転数だけがどんどん上がる。
「体が小さい選手だから回転数だけを上げさせる」という考えもあるようですが、KN Swim Labではそれはなし。
体が小さいからこそ、力が弱いからこそ、全身の力を使って掻き切るようにするのが大事。
どんなに体が大きい選手も腕だけで押そうとすればキツいのは一緒。腕の動作であっても全身を連動させて掻き切れるように導きます。
泳ぎ切れ
これはもう、最後の最後ですね。
根性論?いや、根性論もいいじゃないですか!
根性論だけはダメだけど。
選手であれば、練習のときから常に壁を強くタッチするまで力を抜かない。
初心者の方であれば、「苦しい、もうダメだ」と思ったところからあとひとかき。
これを続ける人と、辞める人、そこで力を抜かない選手と抜く選手、これはもう本当にびっくりするぐらいの差がつくんです。
だから最後まで泳ぎ切っていただきたい。
苦しいところでもうひと頑張りしてほしいという思いなんです。
まとめ
結局、全部やり切ってほしいってことなんですが、これが難しいんですよね。
「蹴り切る」とか「掻き切る」に関しては根性だけじゃどうにもならない話で、どうやったら肘を伸ばし切れるようになるのかとか、どうやったら膝が伸びるまでしっかりキックを蹴ることができるのかとか。
そんなことを常に意識しながら指導に当たっています。
もちろん、適当にバタ足を蹴って、適当に腕を回したら25m泳げちゃった!って言うことも、何も考えず25mグルグル回したら速いタイムが出た!ってこともあると思います。
ただ、それではそこまで。その先がないんですよね。
自己流で楽しむ分には全然いいと思います。
ただ、高いお金を払っていただき、個人レッスンを受けていただくわけですから、初心者の方であれば「正しく綺麗に」選手であれば「全身を使った大きな泳ぎ」を提案していきます。
そして、これからもそのための努力は怠りません。
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