【キャッチ】 ストローク動作の1つで水を捕まえる動作を指す。最初の推進局面となるが、推進力は大きくない。 |
こんにちは。
水泳パーソナルコーチの西川です。
さて、今日の水泳専門用語は『キャッチ』です。
すべての泳法においてキャッチ動作はあるのですが、わかりやすいクロールで説明してみたいと思います。
クロールのストロークパターンはエントリー(入水)→グライド(伸び)→キャッチ(掴む)→プル(引く)→プッシュ(押す)→リリース(放す)→リカバリーで構成されています。
このストロークパターンの1つがキャッチ、水を捕まえる動作ということになります。
手を肩の延長線上に入水し伸びを取ります。伸びを取ったところからやや内側に向けて水をひっかけるイメージです。
このとき、中指・薬指・小指の外側3本の指でひっかけるイメージを持つといいですね。
手首はやや屈曲、肘はしっかり立てられるようにしましょう。
キャッチ動作で生まれる推進力は少ないのですが、そのあとのプル、プッシュへの準備としてとても重要な局面となります。
他の泳法でもほぼ同じことが言えますね。
キャッチのことをインスイープ(内側に掃く)ということもあるように平泳ぎ、バタフライでも外から内への動作になります。
背泳ぎだけはちょっとニュアンスが変わってくるのでまた別で記事を書いてみようと思います。
というわけで、今日の専門用語は『キャッチ』でした。