【エントリー=入水】エントリーとは主に入水動作のことを言います。クロール・バタフライ・背泳ぎにおいて水の外から水中に手が入る動作を指します。

 

はい、こんにちは。

水泳パーソナルコーチの西川です。

 

今日の水泳用語は「エントリー」です。

英語で言うとなんだ?って感じですが、いわゆる「入水」のことですね。

じゃ、クロールのストロークパターンを例に出して説明してみるよ!

 

クロールのストロークパターンはエントリー(入水)・グライド(伸び)・キャッチ(掴む)・プル(引く)・プッシュ(押す)・リカバリー(戻す)っていう動作からできてるのね。

 

で、このエントリー、1番目に書いたんだけど、実際スタートしたらキャッチから始まるのかな。

で、水の中の動作を終えて水の外から手を前方に戻してきて、水に入る瞬間。これがエントリーだね。

その次の動作であるグライド(伸び)も一緒に考えて指導してるんで、エントリーの注意点と言えば場所ぐらいかな。

下にまとめてみるから参考にしてみてください。



 

1、クロールのエントリー

・クロールのエントリーは自身の肩幅

頭(身体)の中心線の延長線上って考え方もたまにあるようですが、自分はやっぱり肩の延長線上と考えています。

 

2、背泳ぎのエントリー

・クロール同様、肩の延長線上

背泳ぎもやはり肩の延長線上に入水するのがいいと考えます。これが内側に入ることで一度外に開かないといけないため、外に水を押すことになります。その分、身体は内側にブレる動きが生じちゃうんですね。

 

3、バタフライのエントリー

・人それぞれ

バタフライは難しいですね。ざっくり言うと肩幅よりもやや広めって感じですかね。バタフライの場合、入水時に胸椎伸展と言う胸を開くような動作が入ります。この動作を入れるには肩幅よりもやや広く開いた方が動きが出やすためですね。また、やや広く開いた方が腕の位置が水面近くでキープできると言うメリットもあります。

 

4、平泳ぎ

・エントリーはない?

平泳ぎはエントリーって聞かないね〜。リカバリー(戻す)動作もほぼ水中で行うからだね。選手によっては水面上に出してリカバリーを行う選手もいるので、強いて言えば頭の中心の延長線上かな。

 

こんな感じで4泳法の入水の位置を書いてみました。

入水する場所ひとつで身体の軸がブレたり推進力を落としてしまったりと言うことがあるので、けっこう重要です。

また上記しましたが、エントリー(入水)とグライド(伸び)は一緒に考えた方がわかりやすいので、次回グライドのときにもう少し詳しくお話ししてみますね。

 

と言うわけで、今日はエントリー(入水)のお話しでした〜。




最新情報をチェックしよう!

水泳専門用語の最新記事8件

PAGE TOP