こんにちは。
水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。
今日もドライランドトレーニング(陸トレ)のお話です。
トレーニングって小さいうちからしてもいいの?
この質問すごく多いですし、実際疑問に思っている方も多くいるかと思います。
結論から。
してOKです!
ただし、種目を慎重に選んで頂きたい。そんな話を。
以前は早いうちから筋力トレーニングをしてしまうと、骨端版(成長板)を痛める危険性があるため成長を妨げると言われてきました。ですが、最近では多くのスポーツ科学関連学会によって、筋力トレーニングの安全性や効果は証明されていますね。
ただやはり、重いウエイトを挙げたり高負荷のトレーニングはオススメできません。
自体重でのトレーニングや負荷の低いチューブやペットボトルを使ったものをオススメします。
一般的に若年層の選手が筋力アップを図るには、それぞれのエクササイズを13~15回と多めの回数を2~3セット行うのがいいですね。高負荷のものを8~10回というのは避けたいところです。
これを連続せずに週2~3回程度で充分です。
もうひとつ重要なこと。
トレーニングを行う選手がそのトレーニングのメリットやリスクを理解していなければいけません。
これは重要なことで、今やっているトレーニングは泳ぎのどこの局面を強化できるのか、またその動きをイメージしながらトレーニングができているか。
ここひとつでトレーニング効果はものすごく変わるんです。
水中で行うドリルと一緒ですよね。ただ漠然とやっても意味がないことはないのですが効果はかなり低いと考えられます。
次に実際に陸トレを始めた選手の変化について。
昨年からのコロナ禍により、自宅でトレーニングをする選手が増え、メニューを教えてほしいという要望もかなり増えました。
また、メニューを送った選手は自分がトレーニングしている動画を送ってくれ、フォームややり方は合っているかなどの質問もくれます。中学生の女子選手なのですが、しっかりと継続してくれている成果が如実に現れています。
自分のパーソナルレッスンでは最初に体幹にスイッチを入れるようなドリルを入れているのですが、このときのブレが減りさらにボディポジションが上がってきているのがはっきり分かりました。
キックやプルが強くなるようなメニューではなく、体幹を安定させるようなメニューを勧めてきたので、これは陸トレの効果だとはっきり分かりましたね。
あ、やっぱり陸トレって大事だなと思ったのと、それ以上に継続ってすごいな。継続してくれているこの選手も本当にすごいなと。
というわけで、今日は若年層選手の陸トレについてでした。
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