こんばんは。
水泳個人レッスンKN Swim Labの西川です。
今日も大分県明豊高校野球部監督の本、【柔軟力】を水泳に置き換えてのお話。
価格:1,980円 |
今日で第4弾となります。
以下抜粋
一方で、僕は生徒から「ものまね名人」と言われているらしい。カラオケの歌まねが上手というわけではなく、投球フォームや打撃フォームといった生徒たちの動きをまるまるコピーして、指導に活かしているからだろう。僕自身も人の特徴を捉えて即座に表現できることが自分の特技だと自覚しているが、これがフォームの矯正などに想像以上の効果を発揮するのである。
例えば、ある投手に対して矯正してほしい癖があったとする。この時「俺にはお前のことがこんな風に見えている」と言って、フォームを真似ながら気になる点を指摘すると、指導される側の生徒もちゃんと聞き入ってくれる。どんな指導よりも伝わりやすいようだ。
これはもう水泳でもすぐに使える指導方法ですね。
自分もこれはずっと実践してきました。
ジュニアの選手にもですが、これは成人の初心者スイマーの方にものすごく有効だったのを覚えています。
15年ほど前まではフィットネスクラブで成人初心者のクラスなども担当させていただいていました。
大人の方は頭で考えすぎてしまうことが多く、半ばパニック状態に陥ることがあります。そんな状況になった時、モノマネをしてみると「あー、なるほど!」とか、「え〜!私そんな泳ぎ方してるの〜?」なんて場をなごますこともできる本当に優れた指導法だと思います。
ただし、これをやるには実際に自分自身の泳力を上げておかないといけません。
しっかりとしたフォームで泳げるからこそ、どういう動きが失敗なのかを理解できますからね。
特に選手相手だとすぐに見抜かれますね。
「いや、言ってることはわかるけど、そんな動きはしていない。」なんて感じで。
だからやはり自分自身で泳ぐことも重要なんです。体力的なトレーニングはもちろん、ドリルなどの基礎練習も何度も確認しておかなければいけない。
よく見かける失敗動作のモノマネの練習もすることがあります。
これって自分でやってても、あっ、このタイミングでここに力が入るから失敗しちゃうんじゃん!って感じで色々な発見もあるんです。
最近、腰の痛みから思うように泳げていませんが、基礎ドリルの見直しならちょうどいいリハビリになりそうですね。
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